今回は、カーネルからexportされている様々な関数(機能)にアクセスして実験するための準備として、カーネルモジュールを作成する。UML上でカーネルモジュールのビルド、組み込み(insmod)、解放(rmmod)ができるようにする。 以下の操作はすべてUML上にて行う。 まず、UML上に適当に作業用ディレクトリを作成。以下、kmoduleディレクトリで作業する。 % mkdir kmodule % cd kmodule以下のようなカーネルモジュールを作成。insmodとrmmodされたときに、printkするだけのシンプルなもの。 % cat greeting.c #include <linux/module.h> #include <linux/init.h> MODULE_LICENSE("GPL"); static int greeting_init(void) { printk(K