「働けど働けど、なお我が暮らし楽にならざり、じっと汚手をみる」 「奴隷のように働かされてる」 とは言えないけど、こんなに働いていても何年も前から生活レベルは一向に上がらない私。 上がっていくのは年齢ばかり。 平均的に生きるとすれば、私の人生マラソンは折り返し地点にさしかかっている。 このまま向上心を持ち続けて攻めるか、諦めて守りに入るか、選択を迫られるつつあるデリケートな年頃だ。 日本もそうだが、ロシアや中国では所得格差の広がりが著しいらしい。 以前に比べて富裕層が増えているものの、それ以上に貧困層の増加が激しいとのこと。 お金が払えなければ、病気療養中の人でも病院から追い出されるような社会で、浮浪者は大人だけにとどまらず多くの浮浪児も発生。 見るに耐えない、聞くに耐えないニュースである。 そんな国の底辺では、それこそ奴隷のように酷使されている人も少なくないのだろう。 しかし、この状況を対