開沼さんの連載を読んで考えたことをメモ。 第4回 マックで眠るホームレスギャルの 「キャバクラ」開業の理由|開沼博 闇の中の社会学 「あってはならぬもの」が漂白される時代に ホームレスギャルはなぜ救われるべき? 記事の中では「移動キャバクラ」を運営していると語る、20歳のホームレスギャルが紹介されています。彼女たちは男性を誘い、居酒屋などで接待し、その対価を貰って生きています。 開沼さんはそんな彼女たちを見て、印象的な言葉を記しています。 名刺1枚と携帯電話で「開業」でき、自らの身体性を駆使し、常連客と築いた「信頼」の中で商売を行なう。職業の「フリーランス化」は「個人の自由の実現」というバラ色の未来につながっているようにも見えるが、一方では、従来であれば中間集団が吸収していたものも含めて、状況の変化の中で生まれるリスクに生身の人間がさらされることも意味する。 ある意味で、彼女たちは「フリー