QEMU/KVMではvirtioという準仮想化*1デバイスをサポートしていて、ゲストOS側がLinux 2.6.24以上であれば、この機能により、仮想ディスク読み書き速度を大きく向上させることができる。 ここでは、Ubuntu Hardy(8.04)を用いて、virtioによる速度改善がどれほどのものかを実験する。 作業自体は http://kvm.qumranet.com/kvmwiki/boot_from_virtio_block_device に書かれているもの。 virtioの使用方法 ゲストOS側の準備 ゲストOSから見えるデバイス名が「/dev/vda」となるため、ゲストOSの/etc/fstabの中でデバイス名指定*2してある部分があれば変更の必要があるが、Ubuntuではインストール時にUUIDで記述されたものが作成されるため、変更の必要はない。 他には、ブートローダGRU