『スターリングラード』(原題: Enemy at the Gates)は、2001年公開のアメリカ、ドイツ、イギリス、アイルランド合作の戦争映画。ジャン=ジャック・アノー監督。 第二次世界大戦時にソビエト連邦の狙撃兵として活躍し、英雄となった実在の人物ヴァシリ・ザイツェフを主人公に、当時のスターリングラード(現ヴォルゴグラード)における激戦(スターリングラード攻防戦)を描いたフィクション。 ロシアでも上映され、モスクワとサンクトペテルブルクでは好評を得たが、スターリングラード攻防戦に参加したロシアの退役軍人より、本映画はスターリングラード攻防戦の評価を不当に貶めるものであり、また、ソ連軍や将兵らの描写も、過度に辛辣であり実情から離れているとして、映画上映に反対する意見書がロシア下院に提出された[3]。 ストーリー[編集] 1942年、アドルフ・ヒトラー率いるドイツ第三帝国はその絶頂にあった