世の中には4通りの人間がいる。 多数派・少数派という軸と、声が大きい・小さいの軸で出来る4領域で、恐らく一番数が多いのが“サイレント・マジョリティ”=モノを言わぬ大衆だろう。 反対に一番目立つのが“ラウド・マイノリティ”。数が少ないが、声が大きいので影響力の大きい人々だ。 この両者の間に、“ラウド・マジョリティ”や“サイレント・マイノリティ”がいるのだろう。 インターネットの登場で、俄然存在感を増したのが“ラウド・マイノリティ”。 ネット上にはこうした人々の意見が流通し、あたかもそれらが世の中の常識のように見えてしまう。しかしここで気をつけなければならないのは、単なる少数意見かも知れないという事実だ。 『カルテット』は“名作”ネット上の各種記事を読んでいると、今クールGP帯民放ドラマで最も評判が良いのは『カルテット』ということになっている。 初回放送の直後には、「ドラマ『カルテット』評判高