国が群馬県に建設している八ッ場(やんば)ダムは茨城県にとって治水や利水に効果がなく、県が負担金を支出するのは違法だとして、県内の住民二十人が支出の差し止めなどを求めた訴訟の判決が三十日、水戸地裁であった。坂口公一裁判長(異動のため窪木稔裁判長が代読)は治水、利水両面でダムの効果を認め、住民側の請求を退けた。住民側は控訴する方針。
国が群馬県に建設している八ッ場(やんば)ダムは茨城県にとって治水や利水に効果がなく、県が負担金を支出するのは違法だとして、県内の住民二十人が支出の差し止めなどを求めた訴訟の判決が三十日、水戸地裁であった。坂口公一裁判長(異動のため窪木稔裁判長が代読)は治水、利水両面でダムの効果を認め、住民側の請求を退けた。住民側は控訴する方針。
国が群馬県長野原町で計画する八ッ場(やんば)ダムを巡り、住民団体が県負担金の支払い差し止めを求めた訴訟で、30日に水戸地裁は、東京、前橋の各地裁と同様に全面的に住民団体側の主張を退けた。判決後の原告側会見で、谷萩陽一弁護団長は「公共事業の無駄遣いを司法の立場でチェックしようとしていない」と判決を批判した。 原告の「八ッ場ダムをストップさせる茨城の会」会員らは04年に提訴。裁判では利水・治水上の必要性が争点になっていた。判決は「ある程度の余裕をもって水源確保するのは(行政の)裁量の範囲内」「八ッ場ダムにより、県民の生命、身体、財産の利益を保護できる可能性がある」と県側の主張をほぼ認めた。 判決後、原告側は▽どの都県でも水余りの状況は明白▽八ッ場ダム周辺で実際に地滑りが起きており危険だ--などとダム建設反対の姿勢を確認し、控訴する方針を決めた。 茨城の会代表の柏村忠志さん(65)は「高度成長期
1億2千万円で販売される純金製の名古屋城天守閣=1日午前、名古屋市中区、遠藤啓生撮影 純金製の名古屋城天守閣が2日から売り出される。田中貴金属グループが名古屋進出50周年を記念して制作した。販売価格は1億2千万円(税込み)。名古屋市中区の店舗「GINZA TANAKA 名古屋店」に展示され、1日、報道陣に公開された。 城の高さは約38.5センチ。実物の150分の1の大きさで、約18キロの純金を使い、シンボルの金のシャチホコや屋根の形、窓の数まで忠実に再現したという。 不景気で消費者の懐は厳しいが、同店は「いまは戦国ブーム。城好きの人にはたまらないはず。名古屋の人は金が好きと聞くので」(広報担当)と、売買成立に自信を見せた。
【ロサンゼルス=堀内隆】中米ホンジュラスのルビ検事総長は30日、クーデターで国外追放され、2日に帰国する意向を示しているセラヤ大統領に対する逮捕状を取ったことを明らかにした。同国メディアが伝えた。帰国に向け、セラヤ派と反セラヤ派の間で緊張が高まっている。 首都テグシガルパや第2の都市サンペドロスラでは30日、セラヤ氏追放を支持する市民が国旗を手にデモ行進した。ホンジュラスの新聞は、セラヤ派の市民との間で小競り合いが起きたと伝えている。 同日、記者会見した検事総長によると、逮捕容疑は国家反逆や権力乱用など。憲法が禁止している大統領任期の延長を画策したことが容疑事実に含まれているとみられる。有罪になれば最短で20年の禁固刑に相当するという。「新大統領」を名乗るミチェレッティ氏も「帰国すれば逮捕状を持って迎える」と警告した。 一方のセラヤ氏は、帰国強行の意思を変えていない。30日にはニュー
1960年の日米安保条約改定の際、核兵器を搭載した米艦船の寄港や領海通過に事前協議は必要ないとする密約があったとされる問題で、衆院外務委員会の河野太郎委員長は1日の委員会後に記者会見し、「この問題は(密約はないとする)政府答弁だけを信じて議会運営をできる状態ではなくなった。立法府として看過するわけにいかない」と述べ、参考人招致などで村田良平元外務事務次官から話を聞く機会を設ける方針を示した。 今国会会期中に行う考えで「可能なことは何でもやる」と他の歴代次官や米国側からも話を聞きたい意向。一方、中曽根外相はこの日の委員会で「歴代の総理大臣および外務大臣が密約の存在を明確に否定している。改めて村田氏に事実関係を確認することは考えていない」と外務省としては再調査しない考えを示した。
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