鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は23日付のブログで、県議会が市長に対する非難決議をしたことについて、「訳のわからない議決」「(県議は)報酬が脅かされるのを懸念」などと書き込んだ。批判の矛先を向けられた議員たちは「幼稚な挑発」と冷ややかな反応を見せた。 市議会に諮らずに専決処分で職員らのボーナス半額を強行している竹原市長に、県議会は22日に非難決議を全会一致で可決した。 23日付のブログで竹原市長は「訳のわからない議決をしたらしい。自分たちの高すぎる報酬が脅かされるのを懸念したに違いない」と評した。そのうえで「『勝手に議決した』だけでは無意味ではありませんか?その決議書を持って全議員のお越しをお待ち申し上げます」と挑発した。 市議会の反市長派が22日、県に是正勧告を求める要請文を提出したことについても、「(議員報酬を)日当制にされたのが悔しくてとうとう伊藤知事に泣きついた」「いい年したおっさ
23日、IWC年次総会で行われた、日本政府代表団による反捕鯨団体「シー・シェパード」に関する報告=モロッコ・アガディール(共同) モロッコで開催中の国際捕鯨委員会(IWC)年次総会で23日、反捕鯨団体「シー・シェパード」の調査捕鯨妨害行為をめぐり、日本とオランダの代表が主張をぶつけ合う一幕があった。 日本は昨年から今年にかけて南極海で活動した調査捕鯨船にシー・シェパードの妨害船が強度のレーザー・ガンなどを使用した状況をビデオや写真で詳細に報告。中前明政府代表は「捕鯨に対する見解の相違があっても、こうした行為は許されない」などと批判。 オランダ代表は「海の安全は損なわれてはならない」とする一方、「シー・シェパードと日本の捕鯨船の双方に自制を求めたが、残念ながら聞き入れられず、危険な出来事が起きてしまった」などと発言した。この発言に日本は「わが国の調査捕鯨船の乗組員をシー・シェパードと同列に扱
<分析> モロッコ南西部アガディールで開かれている国際捕鯨委員会(IWC)総会は23日、全体会合を再開した。しかし、議長役のリバプール副議長は、休会中の2日間にわたる非公式協議を経ても「各国の基本的立場は隔たったまま。主要議題の決着にはなお多くの時間が必要だ」と指摘。商業捕鯨の実質的再開を認める議長案について、25日までの今総会での合意を断念した。加盟各国も来年の総会まで1年間の「凍結期間」を置く方向で一致した。【行友弥、太田圭介、アガディール会川晴之】 ◇異例の非公式協議、決裂は回避 今回のIWC総会では、全体の捕鯨頭数を大幅に削減する一方、日本の沿岸捕鯨など商業捕鯨の再開を事実上認める議長案が示されていた。82年の商業捕鯨モラトリアム(暫定的停止)決定以来続く、加盟国間の対立を解消するのが狙いだ。 欠席したマキエラ議長(チリ)に代わって議長役を務めるカリブの島国、アンティグア・バーブー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く