2010年11月01日00:34 カテゴリ本法/政治 こんな日弁連に誰がした 大阪地検や尖閣諸島の事件で検察が集中砲火を浴びているが、これは氷山の一角だ。司法の劣化は、本書も指摘するように弁護士のほうがひどい。もちろん優秀な弁護士も多いが、オウム真理教の弁護で有名になった「ヨコベン」横山弁護士や、あるものをないと言い張るような頭のおかしい人物が、一人前に営業できる業界は珍しい。 特に一般社会と比べて目立つ特徴は、日弁連が雇い止めの禁止を求めたり、過払い訴訟で消費者金融を壊滅させた宇都宮弁護士を会長にするなど、社会の迷惑をかえりみないで独善的な「正義」を追求する左翼バイアスが強いことだ。 本書はこの原因として、団塊世代の学生運動で逮捕歴のある学生が就職できず、弁護士になった影響が大きいという。これは民主党政権に弁護士出身者が多い原因でもあるが、彼らはビジネスに携わった経験がないので、学生時代