菊屋浦上商事で販売されている左利き用商品の一部。トランプは四隅に数字とマークが記されている=2022年7月9日、相模原市 相模原市に、左利きの人向けの商品を数多く取り扱っている文具店がある。棚に並んだ商品はおよそ100種類。評判を聞いて海外から客が訪れることもあるというが、日本人の多くは右利きな上、そうそう買い替える品物とも思えない。左利き向けに力を入れる理由はどこにあるのだろうか。「自身は両利き」という店主に聞いた。(時事ドットコム編集部 谷山絹香) 【時事コム取材班】 左利きグッズが約100種類 JR相模原駅から歩くこと約15分。商店街の一角にその店はあった。1973年出店という「菊屋浦上商事」の中に入ると、奥から「いらっしゃいませ」と明るい声がする。ノートやボールペンなどの文房具が所狭しと並んだ店の奥から顔を見せたのは、3代目店主、浦上裕生さん(46)。あいさつをすると、「最近の小中
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