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ブックマーク / movie.maeda-y.com (7)

  • 超映画批評「東京喰種 トーキョーグール」45点(100点満点中)

    「東京喰種 トーキョーグール」45点(100点満点中) 監督:萩原健太郎 出演:窪田正孝 清水富美加 忠実な実写化だが 「東京喰種 トーキョーグール」は石田スイの原作漫画が大人気なだけでなく、主演の清水富美加が精神を病み出家する原因となったひとつではないかということで、大変な話題になっている。 喰種(グール)とよばれる亜人種たち。彼らは人肉のみを料とすることから駆逐対象となっていたが、普段は身を隠して人間社会に溶け込み暮らしていた。平凡な大学生のカネキ(窪田正孝)は喫茶あんていくの常連だが、そこで出会ったリゼ(蒼井優)という美少女に惹かれ、やがてデートにこぎつける。 原作でいう3巻くらいだろうか、そのあたりまでを無難にダイジェストした内容となっている。 喰種というのはゾンビと違って、ちょいと噛まれたらキミも仲間、ゾンビゾンビ! というわけにはいかない。ひとたび襲われたら骨まで無駄なくいた

    flagburner
    flagburner 2017/10/05
    「続編をもし作るのであれば~清水 富美加をなんとか説得して次も出てもらうこと。これが一番難しいか」なんという無理ゲー・・・
  • 超映画批評「ラ・ラ・ランド」55点(100点満点中)

    「ラ・ラ・ランド」55点(100点満点中) 監督:デイミアン・チャゼル 出演:ライアン・ゴズリング エマ・ストーン 一般人の感覚とズレた業界人が過大評価 アマチュアの映画ファンは「これはボクのために作られた映画だ!」と感じた時、盲目的なまでに絶賛しがちである。我々プロはそういう映画評は見ればすぐにわかるし、自分が書くときはそうならないよう、気に入った作品ほど距離を置いて冷静にみつめる癖がついている。 しかし「ラ・ラ・ランド」は一部、いやそうとうな数のプロたちのそうした習性を突き破ってしまった点で、特筆すべき作品といえるだろう。 女優志望のウェイトレス、ミア(エマ・ストーン)は、ジャズバーでピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と出会う。決して素敵な出会い、ではなかったが彼らは再会し、夢を追う過程の中で互いの距離を縮めてゆく。 ツイッターその他で私は作を平凡と評したが、他の人たち

    flagburner
    flagburner 2017/03/03
    「結論から言えば、本作はとくにアメリカ在住の中年以上の業界人、ようするにオスカー会員のような人たちから確実に「愛してもらえる」要素を、きわめて計算的に盛り込んだ作品ということである。」
  • 超映画批評『東京オンリーピック』4点(100点満点中)

    『東京オンリーピック』4点(100点満点中) 2008年09月26日よりDVDリリース 2008年8月8日(金)~8月24日(日)新宿バルト9にて公開 2008年/日/カラー/128分/配給:アスミック・エース 総監督:真島理一郎 クリエーター:中尾浩之/P.I.C.S.、江口カン/KOO-KI、神風動画、五月女ケイ子×細川徹、AC部、古屋雄作、児玉徹郎、中野裕之、谷口崇、澤田裕太郎、筧昌也、Bill Plympton、Richard Fenwick、Ignacio Ferreras 公式テーマソング:中川翔子 ナビゲーター:茂木淳一 「スキージャンプ・ペア」の監督が競技規模を拡大 いよいよ北京五輪が始まる。一方、石原東京都知事は、今後の東京五輪誘致をあきらめていないという。そんな状況下、「スキージャンプ・ペア」で一躍名をはせた映像作家、真島理一郎は『東京オンリーピック』をリリースした。

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    flagburner 2016/09/17
    『もはや、奇をてらう事しか頭にないといった様子で、繰り出すギャグらしきものが、ただの1つも笑えない。試写室には約50人が座っていたがもちろん反応は皆無。これが俗に言う寒い空気という奴か、と感心したほどだ』
  • 超映画批評 - 「テラフォーマーズ」5点(100点満点中)

    「テラフォーマーズ」5点(100点満点中) 監督:三池崇史 出演:伊藤英明 武井咲 原作を改変してわざわざダメにする愚 コミックス累計発行部数1000万部を超える超人気コミックの、満を持した実写映画化「テラフォーマーズ」は、私があるツイートをしてしまったせいで公開前から大荒れ模様となってしまった。誰も見ていないようなフォロワー数なのに瞬く間に何千もリツイートされ、いくつものメディアに引用されるとはツイッター初心者の私は予想もしなかった。 そもそも、別に映画の中身を具体的に批判したわけでもネタバレしたわけでもないのに、いつの間にか「前田が「テラフォーマーズ」を酷評した」などと報道されているのは大変心外である。私はツイッター上でこの映画を酷評などしていない。酷評するのは、今からこの記事で、である。 人口が増え続ける21世紀の地球。人類は火星移住のため、テラフォーミング計画を実行する。それはある

    超映画批評 - 「テラフォーマーズ」5点(100点満点中)
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    flagburner 2016/04/25
    信頼の低得点(謎)
  • 超映画批評「ルパン三世」3点(100点満点中)

    「ルパン三世」3点(100点満点中) 監督:北村龍平 出演:小栗旬 玉山鉄二 珍映画史・新たなる伝説 邦画における「漫画原作の映画化」において、珍作ということで必ず話題に上るのが「ルパン三世 念力珍作戦」(74年)である。何十年たっても語り継がれるほど難しい題材なのに、それをまた実写にしようというのだからよほどの自信があるのだろうと思われたが、ふたを開ければ念力珍作戦を上回るトンデモ映画であった。 若き大泥棒ルパン三世(小栗旬)は泣く子も黙る大泥棒だが、峰不二子(黒木メイサ)を救うため、せっかく盗んだ大事なお宝を簡単に手放すほど情に厚い男。ところがその優しさを利用され裏切られたばかりか、大恩あるドーソン(ニック・テイト)の命まで奪われてしまう。そんなルパンは信用できそうな次元(玉山鉄二)と組み、さらに石川五ェ門(綾野剛)を呼び寄せ秘宝をめぐる復讐戦に挑む。 キャスティングはどうあれ、「念力

    超映画批評「ルパン三世」3点(100点満点中)
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    flagburner 2014/08/28
    『どの角度から見てもこれじゃない感満載の、よくぞここまで人はおかしなものを作れるものだと感心させられる驚愕の一本である』→どひゃ~
  • 超映画批評「ガッチャマン」4点(100点満点中)

    「ガッチャマン」4点(100点満点中) Gatchaman 2013年8月24日公開 全国東宝系 2013年/日/カラー/113分/配給:東宝 原作:竜の子プロダクション 監督:佐藤東弥 脚:渡辺雄介 スタントコーディネーター:小池達朗 キャラクターデザイン:荒牧伸志(『APPLESEED』監督) VFX:白組 キャスト:松坂桃李 綾野剛 剛力彩芽 濱田龍臣 鈴木亮平 光石研 剛力ジュンが、原作ファンを過激に挑発 先ほど更新した「スター・トレック イントゥ・ダークネス」の記事で、「邦画エンタテイメントはハリウッドに比べて社会問題をテーマにするのが下手」と述べたが、その典型例がこれである。しかも、娯楽と時事性を高度に両立させて国の批評家筋から高い評価を得た前者と同週公開とは皮肉である。 21世紀初頭、侵略者ギャラクターにより地球の半分が壊滅した。彼らに対抗できるのは「石」の力を引き出せ

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    flagburner 2013/08/22
    『~この映画は年度を代表するエンターテイメント大作のはずである。冗談ならともかく、真面目に作ってこんな風になってしまうのなら、映画会社の製作システムのどこかに重大な問題があるように思えてならない』
  • 超映画批評「映画 ホタルノヒカリ」10点(100点満点中)

    映画 ホタルノヒカリ」10点(100点満点中) 2012年6月9日(土)全国東宝系ロードショー 2012年/日/カラー/115分/配給:東宝 監督:吉野 洋 原作:ひうらさとる 脚:水橋文美江 キャスト:綾瀬はるか 藤木直人 手越祐也 板谷由夏 松雪泰子 ドラマ視聴者限定 「映画 ホタルノヒカリ」は、同じくローマを舞台にしたロマコメ(?)の古典的名作「ローマの休日」(53年、米)をモチーフとしている。ロケ撮影による、おなじみの観光地を総ざらいした見せ場の数々がうっとりする映像となって目を楽しませる。むろん、楽しんだのは撮影スタッフと出演者の目であって、我々観客はその様子を眺めるだけである。 蛍(綾瀬はるか)は、ようやくゴールインした高野部長(藤木直人)と新婚生活を始めている。ところが持ち前の面倒くさがりでいまだ新婚旅行にさえ出かけていない始末。それでも仕事にかこつけようやくイタリア・

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    flagburner 2012/06/16
    『綾瀬はるかにとっては、自身の初単独主演ドラマであり、それなりに力を入れているはずだが、痛々しいハイテンションはやらされ感すら漂う』
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