野生鳥獣への安易な餌付けを止めましょう 鳥が集まってくると楽しいものですが…。 野生の生き物は、厳しい自然の中で、自ら餌をとって生きています。 傷病鳥獣が怪我などから回復するまでの間や、タンチョウなど生息数の少ない鳥獣を対象に、餌が なくなる冬期間などに限って給餌が行われる場合がありますが、このような鳥獣を保護する目的で行 われる給餌活動とは異なり、 1 鳥獣を人のそばに呼び寄せること 2 鳥獣を見にくる人を集めること などを目的に行う餌やりは、「安易な餌付け」です。 野生鳥獣への安易な餌付けは、次の理由などで生態系に影響を与えるおそれがあります。 1 人が与える食物に依存して自ら餌をとることができなくなる鳥獣を生じさせます。 2 人の食べものは、野生鳥獣が本来食べることのない、様々な調味料や添加物、油分等が含ま れており、病気等にかかる鳥獣を生じさせることも心配されます。 3 餌付けされ