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ブックマーク / www.yasuienv.net (5)

  • 食品中のヨウ素131セシウム137 市民のための環境学ガイド

    またまた厄介な問題が起きた。「農産物 基準を超す放射能」(朝日1面)、という大きな文字が20日の朝刊に踊った。 日経は、「一部で基準超す放射能」(3面)と比較的冷静だった。 参考までに、他の新聞社の反応を見ると、「品から放射性物質、県が出荷自粛求める」(読売オンライン)。読売は「放射能」という言葉を使わない方針なのかもしれない。 毎日jpには、なんとこれに関する記事が見つからない。意図的に取り上げなかったのかもしれない。 いずれにしても、朝日の過剰反応が目に付く結果となった。 チェルノブイリ事故での子どもに発生した甲状腺がんは、汚染された牛乳が売られ続け、ヨウ素131を毎日摂取したことが原因だとされている。 そのためもあり、厚生労働省品安全委員会が、品中の放射性物質の暫定基準を定めた。妥当性について検討するよう、品安全委員会に諮問をだした。 http://www.fsc.go.jp

  • 温暖化懐疑論批判 市民のための環境学ガイド

    文部科学省科学技術振興調整費で行われている事業、「戦略的研究拠点育成」というものがある。東京大学が環境関係の大プロジェクトIR3Sというものを実施していたが、このプロジェクトの叢書No.1として、「地球温暖化懐疑論批判」という冊子が発行された。 こので反論の対象となったのは、槌田敦、薬師院仁志、渡辺正、伊藤公紀、近藤邦明、池田清彦、矢沢潔、ロンボルグ、ダーキン(映像監督)、武田邦彦、伊藤・渡辺、山口光恒、丸山茂徳、武田・丸山、養老猛司、赤祖父俊一の各氏である。 これに対し、懐疑論批判派として執筆に加わったのは、 東北大学 明日香壽川 気象研究所 吉村 純 海洋研究開発機構 増田耕一 海洋研究開発機構 川宮未知生 国立環境研究所 江守正多 国立環境研究所 野沢 徹 国立環境研究所 高橋 潔 海洋研究開発機構 伊勢武史 国立極地研究所 川村健二 東京大学 山政一郎 の各氏 ざっと読んだ感想

  • 鳩山イニシャティブ 市民のための環境学ガイド

    鳩山イニシャティブと呼ばれる途上国への貢献の内容が全く見えない。それも当然で、現時点から詳細な検討を行うようである。 具体的な発表は、12月のCOP15の会場でということのようである。しかし、やはり何か言いたくなる。 そこで、12月のCOP15開催後、的外れであったことが明らかになることを覚悟の上で、音は何かを推察し、今後どんな方向性があり得るのかを考察をしたみたい。 C先生:鳩山イニシャティブだが、そもそも、何が定義なのか、それ自身にも誤解があるように思える。 A君:鳩山イニシャティブの定義ですか。 B君:まだ混乱状態にある。25%削減目標そのものを鳩山イニシャティブだと考えて書かれたWebページも多いようだ。 A君:しかし、どう考えても、国連の気候変動サミット(9月22日)での鳩山首相の演説がもっとも信頼性の高い文書です。演説の場所が国連だということで、正英語版と考えるべきでしょ

  • 丸山流反IPCC 市民のための環境学ガイド

    現在の日で、もっとも過激な反IPCC論者は誰か、と言われれば、それは、東京工業大学の丸山茂徳教授なのではないか。 たまたま屋に行ったら、「科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている」という超刺激的な題名のを発見。宝島社新書だからそんなものだが、題名で売ろうという魂胆丸見えの情けないであった。 その論理の正当性・不当性を解析してみたい。 ISBN978-4-7966-6291-8、648円+税、2008年8月23日第1刷 C先生:これまで、丸山氏の論理を解析したことは無かったので、良い機会だ。 A君:「まえがき」がこんな刺激的な記述で始まります。 「2008年5月25日~28日、地球惑星科学連合会(地球に関する科学者共同体47学会が共催する国内最大の学会)で「地球温暖化の真相」と題するシンポジウムが開催された。その時に、過去50年の地球の温暖化が人為起源なのか、自然起源

    flagburner
    flagburner 2008/09/15
    アンケートの選択肢が書いてない→新書版だからな~
  • 塩谷論説 市民のための環境学ガイド

    7月20日の日経新聞に、塩谷喜雄論説委員が「反論まで周回遅れ 温暖化巡る日社会の不思議」という論説記事を掲載し、話題を呼んでいる。 C先生:先週の続きのような内容になる。 石油限界論の急先鋒である石井吉徳先生(東京大学名誉教授、元国立環境研究所所長)は、この記事について、「IPCC絶対視する評論だ。日の温暖化脅威論が決定的に非科学的なのは、「超楽観的」なエネルギー供給予測に立つからです」。といった議論をされている。 A君:さて、先週の論点の復習から行くと、「温暖化懐疑は、科学的レベルとして、あまりにも稚拙なものを含む。来の論点を突いていない」。 B君:それがどちらかと言えば、「広義の科学側」の議論。その他に、まだ論評していないが、ロンボルグなどの議論はやや別種。 A君:その論旨の紹介はまた別の機会で。 B君:それに、これまであまり議論されていないことが一つある。それは、国際政治の行

    flagburner
    flagburner 2008/08/12
    国際政治と科学界の違いってのは想像以上に大きいんだな・・・
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