介護施設に優先配布された布マスク(右)と普段から施設で使用している不織布のサージカルマスク。政府の布マスクは小さく使いづらいとの声がある(関係者提供) 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府が介護施設などに優先配布している布マスクについて、関係者から「サイズが小さくて実用的ではない」「国会議員がサージカルマスクで、なぜ現場が布マスクなのか」といった声がりゅうちゃんねる取材班に寄せられた。安倍晋三首相肝いりの国民全世帯に2枚配布される布マスクは、17日から郵送が始まる。県民からは「同様のマスクだったらいらない」といった声も上がる。 本島南部の介護施設に8日、厚生労働省から優先配布の布マスクが届いた。職員の40代女性は「小さくて使いづらい。ガーゼが重なっていて息苦しく、動き回る仕事なので実用的ではない」と使い勝手の悪さを指摘する。 障がい者施設に優先配布された布マスク2種類。上は「小さい」下