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2010年5月13日のブックマーク (3件)

  • 辞書読:卓越した知力を身につけるサーキット・トレーニング

    辞書の情報密度は非常に高い。 ビギナーは、最初から全部らってしまうと、情報酔いの可能性もある。 もちろん覚悟を決めた読書家を止めることができるものなんて何もない。 勇気と気合いだけで、cover to cover、表紙から最期の最期まで読み貫くのも可だ。 以下は、そうした自信をがない人、あるいは自信をへし折られた人のために書く。 情報の過剰曝露を避けるために、最初は可能な限り「あっさり」読むことからはじめよう。 これ以上ないくらいのスキミングでかまわない。 また情報処理の負荷を下げるという点で、外国語辞書より、国語辞典を最初のターゲットにするとよい。 これには、外国語辞典に比して、圧倒的に多くの「既知の項目」に触れることができるというメリットもある。 既知の項目について辞書に当たるメリットは先日書いた。 辞書をうまく使えない人は、わからない言葉だけを引いている 読書猿Classic: b

    辞書読:卓越した知力を身につけるサーキット・トレーニング
  • 分野別研究リソース・ガイドをつくってみた(総記・人文学編)

    A.入門・概説、B.辞典、C.事典、D.資料&研究ガイド、E.研究書誌そしてF.スタイルガイド等の6種類のレファレンス/研究リソース・ツールを、各分野ごとにまとめてみた。 もとより網羅的なものではないが、今後もできるかぎり増補していきたい。 それぞれのレファレンス、リソース、ツールの用途は、 A.入門・概説……その分野を知る B.辞典……用語・術語を調べる C.事典……事項を調べる D.資料&研究ガイド……研究方法(資料の探索、アプローチを含む)を知る E.研究書誌……先行研究を調べる F.スタイルガイド等……論文の書き方(様式)など といった感じである。 研究のどの段階でどのツールが使われる(または使った方が良い)かは、実際には研究スタイルに左右されるのは言うまでもないが、イメージしやすいように大まかに/大胆に割り付けると、 1.テーマを選ぶ……A.入門・概説、B.辞典、C.事典、D.資

    分野別研究リソース・ガイドをつくってみた(総記・人文学編)
  • レファレンス係も熟読する国会図書館発行「参考書誌研究」がネットで読める

    何を今さら、と思う人も多いだろうけれど、意外と知られてないらしいので、それぞれ最新号の目次とともにご紹介。もちろん、バックナンバーも読める(検索の便に供するため、非公式検索窓を付けてみた)。 それぞれに「レファレンス力」を向上させるのに、うってつけの特集記事、連載がてんこもりである。 特に「参考書誌研究」は必見。プロ向け(買うとお値段も少し高め)だが、それだけに他で得られぬ最新情報、専門情報が充実している。 「国立国会図書館月報」は、一般向けの刊行物だが、「調べ方」の連載記事や、「屋にない」という、これまた他では得難い連載もある。なにより近年、日進月歩の歩みをさらに加速している国会図書館の最新サービスの紹介も(当然ながら)詳しい。 「レファレンス」は、その名前から想像すると、ちょっと「違う」感じがするが、そもそもが,国会図書館の機能の中核である部分に焦点を合わせた、「国政課題の経緯、論

    レファレンス係も熟読する国会図書館発行「参考書誌研究」がネットで読める