楽天・星野仙一監督(64)が、元ヤンキースの井川慶投手(32)の獲得調査に乗り出していたことを4日、初めて認めた。本人の米球界残留の希望は理解しているが、国内復帰に備えて来年3月まで調査を継続すると明言。争奪戦に発展する可能性は高いが、必要とあらば闘将独自の人脈を駆使して獲得へ動く。 井川は前日(3日)、ヤンキースとの契約が切れて交渉が解禁となった。オリックスなどが獲得へ動き出したもようだが、星野監督は「ちょっと情報が遅いんちゃうか。うちはとっくに調査しとるわい。オレはエージェントと直接話しとるよ。ただ、井川は3月まで動かない。メジャー契約はないけど、キャンプの招待選手とかはあるだろうし、それまでは向こう」と笑い飛ばした。 井川といえば、指揮官が阪神の監督へ就任した02年、初の開幕投手に大抜てき。翌03年は20勝(5敗)と大活躍し、リーグ優勝の原動力となった。特筆すべきはスタミナで、0