日経ビジネスは11月24日号の特集で、「縮み志向を吹き飛ばせ!熱い職場」と題して従業員の士気の問題を取り上げる。連動インタビューとして、企業トップや現場のリーダーの声をお届けしていく。シリーズ第4回はペットフード大手ユニ・チャームペットケアの二神軍平社長。 消費減退の逆風が強まる中で、この10月に、2009年3月期の業績予想を上方修正した。2002年から月別売上高を上回り続けている。二神社長は「組織作りのために、従業員には酒を飲めと言っている」と強調する。 よくコミュニケーションが大切と言いますが、私たちは「酒を飲む」と決めているんです。 サミット(主要国首脳会議)なども、国のトップが顔を合わせて、2泊3日といった日程で酒を飲んでいると言っても言い過ぎではないかもしれない。それで平和が保たれている面も少なからずあると思いますよ。 頻繁に会議を開いたり、会ったりしなくても、お互いに心配すると