8日午前6時20分ごろ、山口県美祢市伊佐町伊佐の中国自動車道下り線を歩いていた男性が、トラックにはねられ死亡した。約50分前に、約400メートル離れた国道435号で、ひき逃げ事故があり、近くで乗り捨てられたダンプカーが見つかったことなどから、県警は、ダンプカーの運転手が高速道路で自殺を図ったとみている。 県警によると、中国道の路側帯を歩いていた男性を西日本高速道路の職員が見つけ、注意したところ、車道へ走っていった。はねたトラックの運転手は「左から人が走ってきてはねてしまった」と話しているという。 現場から約1キロ離れた空き地に、ダンプカーが乗り捨てられていた。左前部には何かがぶつかった跡があった。県警は、男性がダンプカーでひき逃げ事故を起こした後、車を乗り捨て、山伝いに中国道に進入したとみている。