この春から、週に2回ほど電車に乗って出かける先ができて、そういう境遇になってみると、あらためて気づかされることがいくつかある。 私はこの20年ほど、定期的に通う先を持っていなかった。 だから、混んだ電車に乗ること自体、かなり久しぶりの経験だったのだが、驚いているのは、夕方の通勤車両の中の乗客が、誰も彼も、かつてよりひどくギスギスして見えることだ。スマホや携帯電話を操作している者が約半数。残りは、中空を睨んでいるか、でなければ、かたく目を閉じている。 なんだか暴動前夜みたいな雰囲気だ。 そんなふうに感じるのは、私が浮世離れしているせいなのだろうか。あるいは、私が若者だった頃の通勤客と比べて、21世紀の乗客はより巨大なストレスに晒されているということなのか? この点について話をすると、出勤族の答えはニベも無い。 「何時頃の何線に乗ってるんだ?」 「月曜と水曜の昼過ぎの地下鉄南北線。で、帰りは時
フォルクスワーゲンが9月4日、ドイツ・ベルリンで初公開した新型『ゴルフ』。新型には、環境性能を追求した2種類の新開発ガソリンエンジンが用意されている。 2種類のガソリンエンジンは、いずれも直噴直列4気筒ターボの「TSI」で、排気量に応じて、「1.2TSI」と「1.4TSI」を設定。この2種類のうち、注目すべきは1.4TSI。1.2TSIよりも排気量は200cc多いが、燃費やCO2排出量は、1.4TSIの方が優れるのだ。 1.4TSIは、現行ゴルフでもおなじみのユニット。新型には、「ACT」(アクティブシリンダーマネージメント)と呼ばれる気筒休止システムが採用されるのが特徴だ。 新しい1.4TSIエンジンは、クルージング走行などの低負荷走行下において、4気筒のうちの2気筒を休止。エンジン回転数は1400‐4000rpm、トルクは2.55‐7.65kgmの範囲にある場合に、気筒休止が行われる。
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