横浜市の林文子市長(資料写真) 横浜市が3月、亡くなった男性の遺族に新型コロナウイルスの検査結果を誤って「陽性」と伝えていた問題で、林文子市長は今月23日の定例会見で、担当者から報告を受けたのは1週間ほど前だった、と明らかにした。 遺族に陽性と誤報告 男性火葬後に「陰性」横浜市公表せず 「陽性」誤報告、公表にも「思い至らず」 横浜市会見 市によると、男性は3月23日に死亡。市は今月22日に会見を開き、事実を公表した。 死亡から1カ月たって公表した点を問われた市長は「お恥ずかしいことですが…」と切り出し、1週間ほど前に報告を受けたと説明。「知っていればすぐに発表すべきだった」と釈明した上で、再発防止に努め、今後は速やかに公表する考えを示した。 遺族に誤った結果を伝えたことについても、「ご家族のことを思えば、本当におわびしたい。申し訳ございませんでした」と謝罪した。