27日、東京・大田区に住む3歳の男の子が死亡し、母親の交際相手が逮捕された事件で、交際相手の男は包丁を床に突き立てて脅し、男の子に暴行を続けていた疑いがあることが警視庁への取材で分かりました。警視庁は執ような暴行が原因で死亡したとみて調べています。 警視庁が母親から詳しい状況を聴いたところ、永富容疑者は包丁を床に突き立ててベランダのほうを指さして「死ね」などと脅し、1時間以上にわたって暴行を続けていた疑いがあることが分かりました。 ほかにも、正座をさせて平手打ちをしたり、体を持ち上げてガラスケースに投げつけたりしていたということで、28日現場を検証し、詳しく調べています。調べに対し永富容疑者は「にらまれたので頭にきた」と供述しているということで、警視庁は執ような暴行が原因で死亡したとみて調べています。