元妻が旧統一教会の信者で、多額の献金をしたと訴えている男性が、都内で記者会見を開き、事前に断ったにもかかわらず教会の幹部が自宅を訪問し「マスコミに出ないでほしい」と言われたとして、厳重に抗議する書面を送ったことを明らかにしました。 会見を開いたのは、元妻が旧統一教会の信者で、およそ1億円の献金をして家族が崩壊したと訴えている橋田達夫さん(64)です。 橋田さんによりますと、16日に旧統一教会の勅使河原秀行 教会改革推進本部長が、高知県の自宅を訪れ「1対1で話したい。マスコミに出ないでほしい」などと言われたということです。 橋田さんは「前日に地元の教会から電話があったが、家には来ないでくださいとはっきりと断った。旧統一教会は教会が原因で家族が苦しみ、長男がみずから命を絶ったことも知っており、非常識な行為だ」と訴えました。 代理人を務める弁護士らは「被害を訴える声を一方的に押さえ込みたいという