ピーター・F・ドラッカー、彼は2005年に永眠された偉大なコンサルタントです。今回読んだ本には彼の至言が詰まっていました。本文中、文字の量は少ないのですが、その言葉一つ一つが私にとって心の深くに突き刺さります。 ドラッカーさんはこう言います。 日本は今「危機」に瀕しているのではなく、「時代の変化」に直面している。 考えようによっては「危機」ではなくチャンスです。だから日本の状況は決して悲観するものではないと。 変化には二つの特徴があります。 前回とは決して同じにはならないそれは机上で考えるより早く現れる 変化は気付かないうちに忍び寄るため、それと気づいた人は勝ち組として生き残るし、気づかない人はいつまでも自分の置かれている状況を経済や時代のせいにすることになります。これは個人の単位だけに言えることではなく、国の単位でも言えることでしょう。高度成長を遂げた日本が旧来の手法に固執しすぎると、世