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  • コンドロイチン、グルコサミンの効果 論文(NEJM)から | メタノート

    新聞を読んでいると、コンドロイチンやグルコサミンのサプリの宣伝をよく見かけます。 ”関節痛をなくして、痛みのない快適な生活を”という内容のものです。 若い人は興味がわかないかもしれませんが、高齢者にとって関節に痛みがあるということはとても大きな問題です。 高齢者の膝痛は変形性膝関節症に由来するものが多く、町中で見かける高齢者のO(オー)脚はほとんどコレです。 膝の軟骨がすり減って、さらには骨の変形をきたすものだ。一種の老化とも考えられます。だから、若い頃のような膝に戻して欲しいと言っても、それは難しいのです。 なので通常、治療は 貼り薬飲み薬などの鎮痛薬を用いたり、運動療法などの理学療法を用います。理学療法というのはリハビリのことですが、リハビリの効果はあなどれません。なかなか患者さん自身に指導しても長続きしないということが多いのですが。。 それでもダメな人は膝関節の中にヒアルロン酸の注射

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    flowrelax 2010/11/17
    @DrPooh08 なんと。肝障害ですか。不勉強でした(汗)。その情報も合わせて今後は患者さんに情報提供したいと思います。
  • 「Wii」とか「任天堂」の名前がついた病名が世界にはある | メタノート

    Wii骨折、Wii炎、任天堂炎。 直訳するとこんな感じでしょうか。Wiiとか任天堂が病名の中に入ってるんですね。 内容をみてみると、Wii炎は腱鞘炎のことを、任天堂炎も腱鞘炎のことを指しているようです。 The New England Journal of Medicine という医学雑誌の最新号 NEJM -- A Wii Fracture という記事からです。Correspondenceです。 名前から察する通りなんですが、Wiiや任天堂のゲーム機を使って骨折や腱鞘炎を起こしたということが報告されています。 Wii Fracture(Wii骨折) これが今回報告されているものです。 14歳の女の子がWii Fit balanceで遊んでいたらバランスを崩して転倒。足をひねりました。 レントゲン写真。 たしかに折れています。見えづらいですか。矢印の先に横方向に黒い線が入っています。骨折線

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    flowrelax 2010/02/05
    同感です。病名はつけたもん勝ちなのかと。NEJMに掲載されていたのが驚きでした。疾患の本質自体は珍しくもないので、広く世間に啓蒙するという意味なのでしょうかね。
  • ドラッカーからの贈り物 「ドラッカーの遺言」 | メタノート

    ピーター・F・ドラッカー、彼は2005年に永眠された偉大なコンサルタントです。今回読んだには彼の至言が詰まっていました。文中、文字の量は少ないのですが、その言葉一つ一つが私にとって心の深くに突き刺さります。 ドラッカーさんはこう言います。 日は今「危機」に瀕しているのではなく、「時代の変化」に直面している。 考えようによっては「危機」ではなくチャンスです。だから日の状況は決して悲観するものではないと。 変化には二つの特徴があります。 前回とは決して同じにはならないそれは机上で考えるより早く現れる 変化は気付かないうちに忍び寄るため、それと気づいた人は勝ち組として生き残るし、気づかない人はいつまでも自分の置かれている状況を経済や時代のせいにすることになります。これは個人の単位だけに言えることではなく、国の単位でも言えることでしょう。高度成長を遂げた日が旧来の手法に固執しすぎると、世

  • 発想のヒントにも使える一冊 【書評】コトラーのマーケティング思考法 | メタノート

    2004年のなのになぜか書影がありません。 書はブルーオーシャンを開拓するには?イノベーションを生み出すには?といった問いに対して手助けになりそうな一冊です。キーワードはラテラルマーケティング。それに対する反対語はバーティカルマーケティングです。書はラテラルマーケティングの手法でブルーオーシャンを切り拓こうというのが主旨です。 これ、マーケティングのなのですが、発想の転換という風にも読めて、新しい価値を生み出したいと考えている人全てに役立つ内容だと思います。 ではラテラルマーケティングとはどういったものなのでしょうか? ニーズ、顧客、状況・用途、市場と考えるべき次元はいくつかありますが、いずれにも共通する考え方を紹介したいと思います。 具体的にはどのようにして新しい製品を考えればいいのか? 6つのヒント 1.代用 ブランド特性の代用。赤ちゃん用のから「かわいらしい」という特性を取

  • 全体最適化をめざす 【書評】小飼弾の 「仕組み」進化論 | メタノート

    dankogaiさんの新刊です。 今回の著作は前作:弾言に比べてdankogaiさんの一プログラマーとしての経験、オンザエッジ時代のCTOとしての経験や、予想外に今の仕事をすることになった顛末なども書かれていて、そちらも興味深く読めました。 書は巷でもてはやされている「仕組み」についてのです。他の仕組みと違うのは書が「仕組み」の負の面についても書かれていることでしょうか。 代表的な仕組みである「マニュアル」が時に害になることなどが書かれていました。たしかにマニュアルがいつの間にか分厚くなりすぎて、こんなもの誰が読むんだ?というようなものは周りを見渡すとたくさんあります。これでは意味がないですね。 私が読んでいて、一番考えさせられたのは書に出てきた医療の仕組みについてです。 医療における「トラブルに対する対応」と「仕事の効率化」、この2つについて考えさせられました。 トラブルに対す

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    flowrelax 2009/03/23
    医療の「仕組み」作りはすごく遅れている。
  • 個人年金保険は加入するべきか? | メタノート

    個人年金保険という金融商品があります。月々わずかなお金を保険会社に払っておけば、60歳を過ぎてからもしくは65歳を過ぎてから公的年金にプラスで保険会社から年金をもらえるというものです。 この年金保険という商品ですが、保険という名前がついていますが、実態は保険じゃなくて貯蓄ですね。保険会社にお金を預けておいて、決められた年齢がきたらお金を受け取れるというものですから。 この年金保険に加入するべきかどうかが今回のテーマです。 結論は、自分で貯金できる人はやめておいた方がいい、できない人は加入しとくといいかもしれない、というものです。 個人年金保険には2つのタイプがあって、それは定額タイプと変額タイプになります。 定額タイプは掛け金ともらえる金額が決まっているもの、変額タイプは運用状況によってもらえる金額が変動するものです。手堅く生きていきたい人のために今回は定額タイプを中心に考えていきます。

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    flowrelax 2009/03/22
    賢く運用したい個人の資産
  • 社会保障制度を理解するための入門書 【書評】だまされないための年金・医療・介護入門―社会保障改革の正しい見方・考え方 | メタノート

    会社勤めしているビジネスパーソンが加入している年金は通常厚生年金になります。厚生年金の保険料は現在15.35%で、これだけでも多いと思うのですが、さらに18.3%まで上がる予定です。健康保険は「保険料額=報酬×保険料率」という式で決まり、保険料率の全国平均は8.5%となっています。これも最大9.6%まで上がる予定だそうです。 健康保険の場合、所属する組合により微妙な違いはあるようですが、基的には年金と同様、会社と労働者で折半します。そうすると簡単に考えて、一般的なビジネスパーソンでだいたい給料の12%はこれらの社会保険料で天引きされるということですね。 いずれもなくてはならない制度ですが、なかなかばかにできない額です。 書は社会保障制度として欠かせない、年金、医療、介護保険に関する一冊です。やや難解な点も含まれますが、主張が明快で反論に対する答えも詳しく、わが国の社会保障制度についてと

  • 手元にある勉強本をわきに置いてまず読むべき一冊 【書評】超凡思考 | メタノート

    巷にはたくさんの勉強があって、それはとても魅力的で、不思議なことに読んだらすぐに書いてある内容ができるような気になります。私も勉強は嫌いではないので何冊も読んできましたが、読むほどに感じるのは「読んだ後にどれくらい自分の身になっているんだろう?」ということです。 他人のノウハウを吸収するのはとても大切なことですが、あくまでこれは吸収できたら、という話です。読んだだけでできるようになった気がするのは危険で、実際に試してみてそのノウハウを取捨選択することが大切です。 書の著者は岩瀬大輔さんと伊藤真さんという方で、二人とも弁護士の資格を持ちながら現在の業は弁護士業とは違うところにあるようです。岩瀬さんがライフネット生命保険副社長、伊藤さんが法律系の塾「伊藤塾」の塾長をされています。二人は師弟関係にあるようで、伊藤さんの塾に岩瀬さんが通い、岩瀬さんは東大在学中に司法試験に合格しています。岩

  • マンション買うなら今?【書評】不動産バブル崩壊で消える会社・残る会社 | メタノート

    不動産会社の倒産が相次ぎ、不況が続いているマンション業界ですが、買い手の私たちは今どういうことを考えておくべきなのでしょうか。こんなことについて考えてみました。 「マンション買うなら今?」 「今」ではないというのが今回の結論です。おそらくこれから先価格は今より下がるだろうと思うのです。 理由の一つに現在のマンション販売価格そのものがまだまだ割高だということがあります。 これまでの不動産市場の動向を見ていると、一時的な景気回復により不動産需要の上昇、それに加えて原油や資源なで建築費関係も高騰していました。それが価格に反映されてきため、マンション価格も高騰しました。 首都圏の新築マンションでみると、70㎡あたり 2006年で3799万円 2007年で4276万円 (p.59) なのでずいぶん価格が上昇しています。 一方、 全国平均では、70㎡あたり 2006年で2600万円 2007年で269

  • わかりやすい文章を書くために 【書評】非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門 | メタノート

    書はとてもシンプルで分かりやすい、論理的な文章の書き方が書かれたです。自分が今までに書いてきた記事がどのような形で書かれていたか振り返るのとともに、書に書かれている方法で文章を書いてみたくなりました。 書籍やブログなどおおよそ文章は「クイズ文」と「日記文」に分けられると著者は言います。 「クイズ文」は問題、結論、理由の3つの要素からなる文章で、「日記文」の方は事実と感想からなる文章です。クイズ文は人を説得するのに有効な形式なので、レポートや論文、文章ではないですがディベートなどこの形にするとよさそうです。「日記文」の方は日々の感想を残していくもの、つまりあまり他者のことを意識しなくてよい文章なのですが、それはそれで否定されるものではありません。 ブログの記事はどちらの形式が望ましいのでしょうか。 当だと結論は一つにしたいところなのですが、これはどう考えても二通りの回答があります。「

  • 景気対策の前にとりかかるべきこと 【書評】子どもの貧困―日本の不公平を考える | メタノート

    書は当にこわい貧困について学べる一冊です。 日の世帯所得の中央値(平均ではない)は254万円、その半分を貧困線と言いますが、つまり世帯での収入が127万円以下の家庭は貧困世帯と言えます。日の社会は一億総中流といって格差のない社会だと言われてましたが、時代は変わりました。格差社会では個人が頑張れば頑張った分、所得が増えて豊かになれるという一面もあるかもしれません。しかし、当に格差社会は善なのでしょうか。 書を読むと、それは善ではなく、むしろ悪であると考えさせられます。貧困の解消に早急に取り組むべきだと。 理由の一つは医療の問題です。 昨年のことですが、医療では健康保険に加入していない子どもたちがいることがニュースになりました。 無保険の子ども324人 14市町197世帯が国保料滞納(和歌山) 日の未来を支える子どもたちの中に十分な医療を受けられない子どもたちがいるという現実があ

  • 医学部を目指す前に読んでおいた方がいい一冊 【書評】病院はもうご臨終です | メタノート

    書は現役若手女医による作品なのですが、実際の医療現場がこれでもかというくらい赤裸々に書かれています。そして勤務医の音が書かれています。著者と同じ勤務医としては内容がかなりリアルに表現されていると感じました。 内容は、変わった患者のおもしろ話から医師の仕事内容、医師の生態、医学生時代のこと、医師を目指すきっかけになったこと、現在の医療問題についてまで幅広く扱われています。 女医といってもテレビにでてくる華やかな女医ではなく、外科医(通常外科医はものすごく忙しい)として勤務している女医の視点だからこそ説得力があります。 当直明けがオペの日なら、一睡もせずにオペをしていることもある。もちろん、自分の執刀医が徹夜明けなんて患者は知る由もない。人の命を預かるパイロットなら必ず休養をとってから仕事に入るように調整されているのに、同じ命を預かる医師たちは不眠不休で頭がボーっとしていても、それでも大き

  • 【書評】「しゃべる」技術~仕事力が3倍あがる話し方の極意 | メタノート

    このはikadokuさんのブログで見つけたですが、思った以上に得ることの多いでした。 書の最大のテーマは大勢の前でいかにうまくしゃべるかということですが、このテーマは実は日常会話からプレゼンテーションまで幅広く応用可能です。 著者は元アナウンサーの方なのですが、読んでいて感じたのは、アナウンサーという職業はやはり「話」のプロ、ということでした。原稿を読む以外にも会の進行やラジオのパーソナリティーなどをやるために話題作りから話の展開、話の盛り上げ方まで、実は様々なことを工夫しているのです。書ではそれをどうやって行うのか、具体的な例を多く使って説明されていて、とても親切なつくりになっています。 一部を紹介すると、 人前であがらないようにするために ・「意識を外に向ける」 プレゼンテーションの前にあがるのは誰でもあることですが、これを克服する一つのコツが「意識を外に向ける」ということで

  • 今求められている力【書評】知的複眼思考法―誰でも持っている創造力のスイッチ | メタノート

    考える力を養うためにヒントとなる一冊。 わたしが知らないスゴは、きっとあなたが読んでいる で紹介されていておもしろそうだったので読んでみました。 タイトルにある知的複眼思考法というのは物事を一つの切り口だけではなく、いろんな切り口から見る思考法のことです。毎日受け取るニュースも味方が変われば、意見も変わることが読んでいると良く分かります。 複眼思考という言葉はメタ認知という言葉と意味が似ています。どちらもステレオタイプの味方ではなく、一つ高いところからものごとを見て考えることを意味します。 実際に複眼思考力を養うためのヒントも載っており、このブログの目指すところも「メタ≒複眼思考」なのでとても参考になりました。 著者は東大で教鞭をとる教授なのですが、印象深かったのは 「過去に読んだたくさんのや論文のほとんどが今となってはほとんど覚えていない。 ただ、覚えていないからといって、あれだけの

  • V字回復のIBM 「巨象も踊る」 | メタノート

    コンピュータというとパソコンをイメージするかもしれませんが、パソコンが台頭する前の最初のコンピュータの需要は企業にありました。メインフレームといって、企業の基幹業務などに利用される大規模なコンピュータを作ってアメリカの代表的な企業に成長したのがIBMでした。 IBMは1990年代頃にはマイクロソフトやインテルに市場のシェアを奪われ、どんどん力を落としていきましたが、そこを救ったのが著者のルイス・V・ガースナーさんです。IBMの再生はこの人の力によるところが多かったようで、書を読むとそのすごさが伝わってきます。 タイトルに巨象とありますが、これはまさしくIBMのことです。IBMは巨大な企業になったがゆえのジレンマに遭遇していました。複雑な組織階層、既得権益の横行、IBM語に代表されるような閉鎖的な企業文化を改革していくのにガースナーさんは苦労をされたようです。これは企業に限らずあらゆる規模

  • ファンダメンタルを読み解くために。「デューデリジェンスのプロが教える 企業分析力養成講座」 | メタノート

    デューデリジェンスとは「企業精査」のことです。バリュエーションという言葉もありますが、こちらは「企業価値評価」という意味です。 株式投資には企業のファンダメンタルを読み解くことが大切だとつくづく感じていますが、書はその助けになりそうなです。 著者の山口揚平さんは企業のM&Aにたずさわる仕事をされているようで、そのため企業価値の分析に強みを持っているのだと思います。 貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書、基的にはこれらを用いて分析をするのですが、素人が読むのと違ってプロが読むと、たった3つの材料とその周辺情報からこんなことまで分かるのかと感心してしまいます。 書で取り上げられている企業はスターバックスジャパン、三菱地所、創痛、ビックカメラ、GABA、JR東日横浜銀行、ミクシィ、任天堂など9社でいずれも有名な企業なので興味が湧きます。 例えば、スターバックスジャパンは日

  • ひらめきと潜在意識 【書評】サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 | メタノート

    書は意識しないところで私たちの感情や選択に影響を及ぼしている潜在意識について書かれたです。行動経済学なんかでも人間の不合理性は脚光を浴びていますが、その不合理さを説明するのはやはり脳科学しかないのかもしれません。 著者の下條伸輔さんは脳科学の最前線で研究をされている方で、書の内容も最新の脳科学の知見を反映した内容になっていると思います。 通常私たちが目にするものは意識下か無意識下で「気になることに対して視線が追いかける」と思っていますが、実はそうでもないことが言われています。これは「定位反応」というもので、気になるあの子を目で追いかけるのは、実は目で追いかけるから気になっていくのかもしれないということなのです。同様に、悲しいから泣くのか、泣くから悲しいのかについても同じような説明がされます。 こういうのを「自覚的な選好判断に先だって視線が選ぶ方に偏る」という風に言います。 なかな

  • 社会保険についても知っておいた方が良さそうですよ。 【書評】社会保険・年金のキモが2時間でわかる本 | メタノート

    労働法に続いてシリーズ第2弾、社会保険のです。 こういう生活に密着した制度は知らないと損をすることもあるのでなるべく知っておきたいところです。とっつきにくいこれらの話題に対して素人の視点で分かりやすく解説してくれているのが書だと思います。 給料のことについて話すとき、「手取り」と「額面」という言い方をすることがあると思います。「手取り」に比べて額面がずいぶん少ないなと感じたことのある人も多いかもしれません。 原因の一つに社会保険料があります。 しかし、社会保険はその働きを考えると、私たちの生活を守ってくれるこころ強い制度です。 そのうちわけは 1.健康保険 2.年金 3.雇用保険 他にも被保険者の負担がない労災保険があります。 健康保険と年金は勤めている会社と自分で半分ずつ保険料を負担します。例えば月30万円の給料の人は健康保険料が12000円、厚生年金保険料が23000円で合計350

  • あなたの会社の労働環境は大丈夫?医師の労働環境について考えてみた。【書評】労働法のキモが2時間でわかる本 | メタノート

    医者の労働環境について考えてみました。 勤務医であれば医者も組織に雇用される労働者です。 今回のテーマは ・労働条件通知書・労働契約書 ・時間外労働・休日労働 ・有給休暇 です。 まず驚いたのは労働条件通知書と労働契約書のこと。 労働条件通知書には勤務形態や賃金の決定方法、昇給や退職についての条件が書いてあります。自分の労働条件について知る権利があるはずですが、医者になって労働条件通知書を提示されたことはないし、労働契約書にサインしたこともありません。これは良くないなと感じました。労働条件を知らなければ、自分の労働環境に納得できていなくても何も主張できません。 時間外労働・休日労働のこと 基的に労働時間は1日8時間、週40時間までというように法定労働時間で決められています。この中には休憩時間は含まれません。例えば、朝9時から17時までの勤務形態なら、単純に数えると8時間なのですが、この中

  • 【書評】資本主義は嫌いですか | メタノート

    書は今回の、サブプライムローンをきっかけにしたバブル崩壊の原因について迫ったベストセラー書です。 構成は全部で3部からなっており、第Ⅰ部でサブプライムローンの形成と功罪、第Ⅱ部でバブルは予測されていた学会での話、第Ⅲ部で流動性について書かれています。 「リスク」と「不確実性」という言葉が出てきます。リスクというのは確率で予測可能な危険、不確実性というのは予測できない危険です。世の中が常に合理的であれば、全てリスクとして処理できることになります。しかし、これでは事業についての収入の期待値と生産の期待値が一致して最終的には突出して儲かる人はいなくなります。 世の中に大きな利益を得ている人がいるのはこの「不確実性」をうまく利用できているからです。 サブプライムローンはローン返済能力の低い人でも住宅ローンを組んで家を買うことができる仕組みでした。 住宅の市場価値以上に住宅の価格が値上がりを続けた