しかし、カメハメハ2世は即位した当時22歳。 国を治めるほどの力量はありませんでした。 そのため、実際にはカメハメハ1世の妻の1人であったカアフマヌという人物が実権を握っていました。 カアフマヌはこれまでのハワイの伝統的な習慣や文化に否定的でした。 そのためハワイで昔から守られてきたルールである「カプ」を廃止するようカメハメハ2世に圧力をかけます。 「カプ」には男性と女性は一緒に食事をしない習慣がありました。 カアフマヌはこのようなしきたりを敢えて破ったりして廃止するように働きかけます。 そうすることでカフナと呼ばれる神官たちの権力を弱体化させ、王の権力を絶対的なものにしようとしたのです。 最初は「カプ」を廃止することに消極的だったカメハメハ2世でしたが、ある日、そのカメハメハ2世自身が女性と一緒に食事をしてしまいます。 「カプ」を破ってしまったのです。 結果、ハワイを支配していた「カプ」
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