大学入試の一次試験として実施され、広く浸透している現行の「大学入試センター試験」は、2020年1月の実施(2021年度入学者向け入試)を最後に廃止されることが決まっている。センター試験の代わりとして、2021年からは、「大学入学共通テスト」(新テスト)が実施される。 センター試験は、1月の成人式後の週末で定着しているが、「共通テスト」も、1月中旬の2日間で実施される予定だ。2018年度時点での高校1年生以下は、新テストを受検することになる。 なぜ、いま、センター試験を廃止し、新テスト=「共通テスト」を実施しなければならないのか。試験内容は何が変わるのか。 まず、背景から。文部科学省は、「グローバル化や第4次産業革命に対応しうる人材を育成するため、あたらしい学力評価制度・大学入試制度の設立が必要である」と考えた。いや、考えた、と言うより、そのように考える経済界と現政権の意向を受けて、このよう
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