先日私はこのサイトで、『人は犬に育てられている』という記事を読みました。幼いお嬢さんが、老犬の存在によって成長しているという、あたたかくて、それでいて、とても考えさせられる内容でした。 そのお話を読んで、私も懐かしく思い出したことがあります。「ああ、我が家ではこんなんだったな」と―― ここからは、私の個人的な話も含まれますが、どうかお許し下さいね。 うちには、知的障害のある息子がいます。えっ、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、彼の障害を公表するのは母親である私にとっても、兄である長男にとっても、ごく自然なことです。その障害のある二男と、昨年7月に亡くなった、ゴールデンレトリバーの愛犬ラフの関係は、ちょっと不思議なものでした。 ラフが我が家にやってきた時、二男は小学5年生。その頃、平日は私がラフのお世話をして、週末は単身赴任先から帰ってくる主人がお散歩や通院なとをしてくれていたんで
![犬は、弱い家族を守るものなのかもしれない 〜愛犬ラフに守られてきた、うちの二男〜 - いつまでも君と……](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c8e8dea5f87225aa940af33a45fbfeb005bf053c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Ff%2Ffukuichrin%2F20170905%2F20170905125902.jpg)