(写真は事件と無関係なイメージです) みんな忘れてしまったのだろうか、あの孤独で奇妙な犯罪を 岡山倉敷市女児監禁事件の藤原容疑者は、私にとっては、忘れがたい犯罪者だ。私は、藤原容疑者は激レアだと思っている。つまり、私は藤原容疑者は回避性パーソナリティー障害に近いと思っていて、そして、このタイプが犯罪を起こすなど、初めて聞いた事件なのだ。 藤原容疑者は、回避性パーソナリティー障害・ ・ ・という仮定が成立しなければ、私の読みはすべて崩れることになる。だが、犯罪報道に関心がある人なら、藤原容疑者があまり犯罪を起こしそうもない人物だという印象はもたれたのではないだろうか。 物静かな態度の背後に他人への激しい憧れ それは、 「カントを愛していた」ということでは無い。この人物が、孤独癖を持っていたこと、そしてその反面、他人との出会いに対する激しい憧れを内に秘めていた、と見られることである。 まず、