obgyne.hatenablog.com 僕はあまり積極的に「医療」について発信していない(できる自信もない)こともあって、冒頭のブログを書いている方の誠実さには頭が下がります。 目の前のひとりの患者さんでさえ「相性」があるのに、不特定多数の人に対して、医療情報を発信するというのは、とても怖いことなんですよね。 昔、病理学の研究室にいるときに、「病理は患者さんや家族と直接対面することがほとんどないから気楽だ、と思われがちだけれど、逆に、何かちょっとした間違いがあったとき、『あの人にはいろいろ良くしてもらったから』と大目にみてもらえることもない。だから、けっしてラクなことばかりじゃないよ」と言われたことがあります。 世の中に、メリットばかり、デメリットばかり、ということは、とくに「仕事」に関しては、ありえないということなのでしょう。 学会では「異端」であるとか「データ不足」として疑問視され