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未読に関するfockewulfのブックマーク (31)

  • 「シャドウ」道尾秀介 | AOCHAN-Blog

    タイトル:シャドウ 著者  :道尾秀介 出版社 :東京創元社 読書期間:2006/11/17 - 2006/11/20 お勧め度:★★★★ [ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ] 人間は、死んだらどうなるの?―いなくなるのよ―いなくなって、どうなるの?―いなくなって、それだけなの―。その会話から三年後、鳳介の母はこの世を去った。父の洋一郎と二人だけの暮らしが始まって数日後、幼馴染みの亜紀の母親が自殺を遂げる。夫の職場である医科大学の研究棟の屋上から飛び降りたのだ。そして亜紀が交通事故に遭い、洋一郎までもが…。父とのささやかな幸せを願う小学五年生の少年が、苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真実とは?話題作『向日葵の咲かない夏』の俊英が新たに放つ巧緻な傑作。 母親の葬儀の折、親友・亜紀の母親・恵に奇妙な幻覚を見た凰介。それから数日後、恵は投身自殺を遂げた。しかも、夫の職場である医科大学の

    「シャドウ」道尾秀介 | AOCHAN-Blog
  • スノーバウンド@札幌連続殺人/平石貴樹 - 不壊の槍は折られましたが、何か?

    スノーバウンド@札幌連続殺人 作者: 平石貴樹出版社/メーカー: (株)南雲堂発売日: 2006/11/15メディア: 単行 クリック: 1回この商品を含むブログ (15件) を見る 久美子は、町で声を掛けて来た浩平といい感じになって……と思ったら浩平は久美子を誘拐し、身代金を要求する。ところが浩平は翌日、死体となって発見される。解放された久美子、彼女の仲間、そして車椅子の美貌の弁護士・山脇千鶴は調査を始めるが、やがて浩平に暴力を振るっていた教師が殺されて……。 読んでいて、非常に寒かった。格ミステリとしての完成度は高く、推理はさすがに堅牢だが、小説としてド下手なので、読んでいて苦痛。特に若者の描写が最低レベルで、二十代の女性弁護士間の会話すら厳しい。ハイティーンの登場人物たちに至っては、何をかいわんや。この小説は、登場人物の多数が、一人称の手記を次々書き継いでゆく形式をとるのだが、作

    スノーバウンド@札幌連続殺人/平石貴樹 - 不壊の槍は折られましたが、何か?
    fockewulf
    fockewulf 2006/12/03
    スノーバウンド@札幌連続殺人/平石貴樹
  • 『太平洋の薔薇』<span class="note">(笹本稜平)</span> - koyoweblog log

    太平洋の薔薇 (上) (光文社文庫) 作者: 笹稜平出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/03/14メディア: 文庫 クリック: 13回この商品を含むブログ (10件) を見る 太平洋の薔薇 (下) (光文社文庫) 作者: 笹稜平出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/03/14メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (9件) を見る おっさんたちが大活躍する海洋冒険小説おもしろいねえこれ。アルメニア人虐殺問題やバイオテロといった舞台設定は割とどーでもよくて、老朽化した貨物船で嵐の中を突き進め!とか、命を賭けて同胞を救い出さんとする巡視船乗りの心意気!とか、国も民族も立場も越えて共鳴しあう海の漢たちの熱き魂!とか、そういう暑苦しくてベタベタだけど燃える展開が素晴らしい。 クライマックスでは鼻水だだ漏れでした。キャプテン・ユズキに敬礼!

    『太平洋の薔薇』<span class="note">(笹本稜平)</span> - koyoweblog log
  • Passion For The Future: 独白するユニバーサル横メルカトル

    独白するユニバーサル横メルカトル スポンサード リンク ・独白するユニバーサル横メルカトル このにタグをつけるとしたら「これはひどい」と「これはすごい」。 日推理作家協会賞を受賞した表題作含めて、最初から最後まで、人肉を喰らったり、切り刻んだり、拷問したり、洗脳したり、虐殺したりされたりの短編が8。死体や血しぶきが飛ばない作品は収録されていないので、グロテスク、スプラッター大嫌いの人は手にとってはいけない。人間のあらゆる狂気の濃縮ジュースみたいな内容である。 どの作品も独特の世界観の中に読者を閉じ込めて、強迫観念的な悪夢を味あわせる。実話に味付けした「怖い話」シリーズの作家として活躍する著者のストーリーテリングの技法が見事に活きている。読者は、巧みな物語設計によって、怖いもの見たさや、結末の見えない落ち着かなさを植えつけられる。救いようのない話ばかりだけれども、先が読みたくなってしま

  • Passion For The Future: SAS特殊任務―対革命戦ウィング副指揮官の戦闘記録

    « フィードビジネス・カンファレンス第4回 - Web2.0時代のFeedの実践的活用 - | Main | ・ライフサイクル イノベーション 成熟市場+コモディティ化に効く 14のイノベーション » 書評:脳・こころ |書評: 企画・発想| 書評文化・文明|書評:経済・経営 |書評:子 供・教育|書 評:小説・戯曲|書評:ネット活用 |書評仕事・管理|書 評:メディア論|書評:その他|書評:思想・哲学 |書評 :文章・表現|書評:認知・心理 |書評:神 話・宗教|書 評:科学・技術書評:社会・世間 |書評教養 ・雑学 2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門 2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション編 2005年度 書籍売り上げラン キング ベスト20 2005年度 年間オススメ書籍 ランキング ベスト20冊 2004年度 人気記事ベスト10

  • 小説感想 アントニイ・バークリー「レイトン・コートの謎」 - 積読も読書のうち?Ver2

    レイトン・コートの謎 世界探偵小説全集 36 作者: アントニイバークリー,Anthony Berkeley,巴妙子出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2002/09/01メディア: 単行購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (18件) を見る ある夏の日の朝、レイトン・コートの主人スタンワース氏の額を撃ち抜かれた死体が、書斎で発見された。現場は密室状況にあり、遺書も発見されたことから、警察の見解は自殺に傾いていたが、不可解な死体の状態や滞在客の不審な行動を目にとめた作家のロジャー・シェリンガムは、自殺説に疑問を感じ、素人探偵の名乗りをあげる。友人アレックをワトスン役に指名し、自信満々で調査に取りかかったロジャーだが………。 当初"?"名義で発表され、たちまち人気を博した英国探偵小説黄金期の巨匠アントニイ・バークリーの輝かしい出発点。 まさしく探偵の喜劇。 かつてクイー

    小説感想 アントニイ・バークリー「レイトン・コートの謎」 - 積読も読書のうち?Ver2
  • ドメインパーキング

  • 政宗九の視点

    はてなダイアリーが終了するので、ということでもないが、もう一つのはてなの看板だった「はてなアンテナ」を整理してみた。 無料で登録できる上限は200件で、私は170くらい登録していたと思う。現在では更新が止まっていたり、削除されているサイト・ブログも多かったので、それらを一挙に削除した。一部、更新は止まっているが残したサイトもあるが、結果、60くらいになった。 改めて、更新が止まったブログの多さに驚かされた。かつてネット上では我々のスター的存在だったブログも止まっていた。あの有名管理人もネット上から消えていた。いろんな意味でショックだった。 いや、ツイッターなどでは活動されているが、サイトがなくなった人が多いのだ。思えば、個人ブログを読む、という習慣もすっかりなくなってしまった、と思う。 更新切れにはいくつかのパターンがあることに気付いた、 ・「もうやめます」と宣言してそのまま止まっている

    政宗九の視点
    fockewulf
    fockewulf 2006/03/30
    終末のフール/伊坂幸太郎
  • 藤岡真『白菊』 - mhkのブログ

    白菊 (創元推理文庫) 作者: 藤岡真出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/03メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (47件) を見る銀座にオフィスを構える画商の相良蒼司は失せ物探しを得意とし、テレビにレギュラー番組も持つ超能力タレント。しかしそれは、興信所による徹底的な対象調査と相良自身の鋭敏な推理力と話術によるインチキ能力だった。そんな相良のもとに、大学の助教授から「白菊」なる絵のオリジナル探しを依頼される。謎めいた絵の来歴を探すうち、依頼人は失踪し、相良は何者かに命を狙われる。事件の裏で何が起こっているのか……? 読者の予想を裏切って裏切って、裏切り続ける方向に展開していくストーリー。ねじれの形でいえば、前作『ギブソン』ISBN:4488017096 にわりと近いかも。これ、シリーズになるのならば続きもぜひ読みたいですね。

    藤岡真『白菊』 - mhkのブログ
  • 白菊 藤岡真 B- - 棒日記

  • 終末のフール 伊坂幸太郎 A-  - 棒日記

    3年後に小惑星が衝突して滅亡してしまう運命の地球上で生きる人々の物語。小説の上手さを嫌味の感じないレベルまで昇華させて、死をあからさまにならない程度にちらつかせる技量は名人芸の域。“いつもの伊坂”っぽさも控えめで、分かりやす過ぎる悪も今回は登場しない。個人的に作者の作品で引っかかっていた部分が払拭されていて文句のつけようが無い仕上がりになっている。 を読む時、○○だから〜と先入観を持って読むことは絶対にしないように心がけているが、正直言って伊坂幸太郎の作品については穿った読み方をしていた部分があることは否定できない。というのも、いつも伊坂幸太郎の作品からは「余裕」が感じられるからだ。確かに彼は、ウィットに富んだユーモアを爽やかに読ませるし、展開もスムーズ。キャラクタ造形や展開(特に導入)は非常に上手い。でも、ある程度小説技巧に慣れてしまうと、そういった上手さじゃ心は動かされなくなる。ある

    終末のフール 伊坂幸太郎 A-  - 棒日記
  • taipeimonochrome ミステリっぽい本とプログレっぽい音樂 » 白菊 / 藤岡 真

  • 読書記録

  • 蒼井上鷹 『九杯目には早すぎる』 :: イノミス

  • taipeimonochrome ミステリっぽい本とプログレっぽい音樂 » グーテンベルクの黄昏 / 後藤 均

  • 2005-11-08

    ためいき。 昨日は横山秀夫サスペンス『深追い』を見てしまったために、『危険なアネキ』を見忘れた。別にいいけど。『深追い』の方は、短編だから今回も複数の話を織り交ぜるのかなー、とか思っていたらホントに短編一勝負だったので驚き。2時間ドラマとしては恐ろしく展開のないドラマになっていた。なんつっても殺人事件が起きるわけじゃないし、血糊の一つも出てこないし、椎名桔平が殆ど一人芝居だし、とにかく地味。横山秀夫原作ドラマはどうしても地味になりがちだけど(それでも『第三の時効』シリーズはキャストも事件も派手さがあるけど)今回はいつにも増して地味だった。これで視聴率取れたのかと心配になるほどに。私は横山シンパですから短編一をこんなにじっくり見せてくれたことに感謝を感じこそすれ、否定はしません。羽田美智子が思ったよりもよかった。しかし、ホントに地味だったなあ。 熱が欲しい。 『魔王』伊坂幸太郎(ISBN

    2005-11-08
    fockewulf
    fockewulf 2005/11/08
    魔王/伊坂幸太郎
  • taipeimonochrome ミステリっぽい本とプログレっぽい音樂 » 摩天楼の怪人 / 島田 荘司

  • 椰子の実通信: 魔王 / 伊坂 幸太郎著

  • 交換殺人には向かない夜/東川篤哉 - 不壊の槍は折られましたが、何か?

    交換殺人には向かない夜 (カッパノベルス) 作者: 東川篤哉出版社/メーカー: 光文社発売日: 2005/09/26メディア: 新書 クリック: 8回この商品を含むブログ (84件) を見る この作家二冊目。 とてもチープなギャグ(しかし常套的ではなく、作者自身の色々な意味で独自の感性が反映されていると思う。誉めないけど憎めないですね)とドタバタな展開に目を奪われていたが、ラストで明かされる真相と、そのために周到に用意された緊密な構成に圧倒される。ははあ、そう来ますか、と単純にいたく感心した。東川篤哉が、実力者であることを自ら満天下に示した傑作ではないか。今年の格系ベスト投票では、そこそこの票を集めそうだ。 もっとも、出版社のブランド力から、数字の上では『館島』に大敗を喫するんだろうなあ……。

    fockewulf
    fockewulf 2005/10/18
    交換殺人には向かない夜
  • 2005-10-18

    交換殺人には向かない夜 (カッパノベルス) 作者: 東川篤哉出版社/メーカー: 光文社発売日: 2005/09/26メディア: 新書 クリック: 8回この商品を含むブログ (84件) を見る私立探偵・鵜飼は、善通寺咲子という女性から依頼を受けた。夫である画家・善通寺善彦が、就職活動のため下宿に来ている遠縁の娘・遠山真理子と浮気をしているようなので、使用人として潜入調査をしてくれというのだ。一方・鵜飼の弟子の戸村流平は、以前の事件で知り合った十乗寺さくらから、旅行に付き合って欲しいという依頼を受けていた。鵜飼は探偵事務所のビルのオーナーで事務所のオーナーも勝手に名乗っている朱美を連れて善通寺邸へ、戸村とさくらは八ミリカメラを購入して「ひまわり荘」――さくらの友人で元・女優の水樹彩子(人によると今も女優らしいが)の別荘だ――へ向かった。そして雪の降る夜、烏賊川市街の路地で発見された女性の死体

    2005-10-18
    fockewulf
    fockewulf 2005/10/18
    交換殺人には向かない夜