これまでのメガロドンの外見の復元は、現代のホホジロザメの体形を基に行われていた/DeAgostini/Getty Images (CNN) 「MEG ザ・モンスター」などの映画に描かれた先史時代の巨大ザメ「メガロドン」は実は、これまで考えられていたよりも体が細かった――。そんな新たな研究結果が発表された。 メガロドンの生物学的特徴については多くの謎が残っているが、これまで外見のモデリングにはホホジロザメが使われてきた。 しかし、米デポール大学の島田賢舟教授やカリフォルニア大学リバーサイド校の博士候補生フィリップ・スターンズ氏らが率いるチームの新たな研究では、メガロドンはホホジロザメよりも体が細かったことが示唆されている。 メガロドンが生息していた時代は2300万年以上前。既に絶滅しており、化石の入手は難しい。サメの歯の化石は豊富に残っているが、サメの体は主に骨ではなく軟骨でできており、体の