政府機関や企業に相次ぐサイバー攻撃に対処できる人材を育てようと、コンピューターへの侵入などといった「ハッカー」の技術を競う日本最大級のコンテストが横浜市で始まり、サイバー犯罪のウイルスの解析を担当する警察庁の職員も初めて参加しました。 このコンテストは、セキュリティ関連の東京のNPOが開いたもので、横浜市の予選会の会場にはIT企業の社員や学生ら100人以上が集まりました。 大会には、サイバー犯罪に対応するための技術力を高めようと、ウイルスの解析などを担当する警察庁の職員6人も初めて参加しました。 競技は合わせて5種目あり、いずれか1種目で8位までに入れば決勝に進むことができます。 このうち、「SQLインジェクションチャレンジ」と呼ばれる種目は、制限時間の5分以内にセキュリティの欠陥を見つけ出し、架空のホームページから個人情報をいかに早く入手するかを競うもので、顧客のIDやパスワードを抜き取