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  • 「火球」か 西日本各地で目撃情報相次ぐ NHKニュース

    3日夜、流れ星のように、物体が強い光を放ちながら上空を通過しているという目撃情報が、九州や四国など西日各地で相次ぎました。 専門家は小惑星などのかけらが大気圏に突入して燃えて光った「火球」ではないかと話しています。 この物体が目撃されたのは、3日午後6時前後で、上空を流れ星のように強い光を放ちながら北東から南西の方向に通過しているという目撃情報が西日各地で相次ぎました。 このうち、福岡空港に設置され南南西の方角を捉えているNHKのロボットカメラには、午後5時54分ごろ、画面上の中央付近から右に向かって、強い緑色の光を放ちながら物体が通過していく様子がおよそ4秒間にわたって記録されていました。 また、博多港に設置されたロボットカメラにも同じころ、弱いオレンジ色の光を放つ物体が画面の上から右の方向に通過していく様子がおよそ2秒間、捉えられています。 福岡管区気象台には「光を放つ物体を見た」

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  • 「ハネカクシ」の羽を畳む仕組み解明 NHKニュース

    世界中に分布している小型の昆虫「ハネカクシ」の仲間が、薄い羽を小さく畳んで外側の固い羽の中に収納する仕組みを東京大学の研究グループが初めて解明しました。研究グループでは、人工衛星に搭載する太陽光パネルの新たな畳み方などの技術開発に応用できるのではないかと話しています。 ハネカクシ類は最大でも数センチほどの小型の昆虫で、薄い大きな羽を外側の固い羽の中に格納する際、お尻を器用に使って折り畳みますが、畳み方がほかの昆虫と比べ複雑で、どのように畳んでいるのかは謎とされていました。 東京大学生産技術研究所の斉藤一哉助教らのグループは、ハネカクシの仲間が飛び立つところや羽をしまうところをハイスピードカメラを使って撮影し、畳み方を初めて解明しました。 その結果、畳み方は左右でそれぞれ違い、20以上の折り線が必要な複雑な仕組みになっていることが分かりました。 畳んだ羽は広げたときの面積の5分の1ほどに小さ

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  • 北朝鮮側「明白な資料発見できず」と説明 NHKニュース

    菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、今回の北朝鮮との協議で、北朝鮮側から、拉致被害者の入国の有無や生活環境などを具体的に調査しているとする一方、『現時点で、客観的で明白な資料は発見できていない』と説明があったことを明らかにしました。 この中で、菅官房長官は、29日まで、ピョンヤンで行われた拉致被害者らの調査を巡る北朝鮮との協議について、「北朝鮮からは、拉致被害者の調査では、『個別の入境の有無や経緯、生活環境などを調査している。被害者が滞在した招待所の跡などの関連場所を改めて調査するとともに、新たな証人や物証などを探す作業を並行して進めている』と説明があった」と述べました。 そのうえで、菅官房長官は、「日側からは、どのような方法で調査を進めているのか、さまざまな角度から詳細な質問を行ったが、北朝鮮側からは、『これから調査を深めていく段階で、途中段階で臆測を招くような説明は避ける。現時点で

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  • 日本シリーズ 守備妨害で試合終了 NHKニュース

    ソフトバンクの日一は、阪神の西岡選手の守備妨害という意外な形で決まりました。 1点を追う阪神は9回、1アウト満塁で西岡選手がファーストゴロを打ち、ボールはまずホームに送球されて2アウトとなり、ダブルプレーを狙ってキャッチャーから一塁に送られたボールが、走っていた西岡選手に当たりました。 これが西岡選手の守備妨害と判定され、西岡選手にアウトが宣告されて3アウトで試合終了となり、ソフトバンクの日シリーズ優勝が決まりました。 このプレーについて、球審を務めた白井一行審判員は「西岡選手は両足が入るくらいラインの内側を走っていた。守備を妨害しようとしたと判断した」と説明しました。 野球規則では、「打者がファウルラインの内側を走って、一塁への送球を捕らえようとする野手の動作を妨げたと審判員が認めた場合」打者はアウトとなると定められています。 西岡選手は守備妨害の判定について、「左打席だったので、打

  • 脅迫受け元記者を来年度雇用しない考え伝える NHKニュース

    いわゆる従軍慰安婦の問題の取材に関わった朝日新聞の元記者が非常勤講師をしている大学が脅迫を受けた問題で、大学の学長が警備などを念頭に人手や財政面の負担が大きいことなどを理由に、来年度は元記者を雇用しない考えを学内の会議で伝えていたことが、関係者への取材で分かりました。 取材に対し、学長は、今後理事会との協議などさまざまな手続きを経たうえで雇用を継続するかどうか対応を決めるとしています。 いわゆる従軍慰安婦の問題の取材に関わった朝日新聞の元記者が非常勤講師をしている札幌市の北星学園大学を巡っては、「講師を辞めさせないと学生に危害を加える」などと書かれた脅迫文が届いたほか、「爆弾を仕掛ける」という内容の脅迫電話をかけた疑いで、今月、男が逮捕されました。 関係者によりますと、北星学園大学の田村信一学長は、29日の学内の会議で来年度は元記者を雇用しない考えを伝え、理由として、警備などを念頭に問題の

  • 酸素吸入中のたばこに注意を NHKニュース

    酸素吸入器を使用中に、たばこを吸おうとしてライターの炎を顔に近づけたために、酸素に引火して火災となる事故が都内で相次ぎ、今月には79歳の男性が死亡していたことが分かり、東京消防庁は燃焼実験の映像を公開して注意を呼びかけています。 今月17日、東京・港区の都営アパートの7階の部屋の一部が焼け、この部屋に住む79歳の男性が救出され病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。 東京消防庁などで調べたところ、男性は医療目的で酸素吸入器を使っている際に、たばこを吸おうと顔にライターを近づけたところ、炎が大きくなり、洋服に燃え移って死亡したとみられることが分かったということです。 同じような火災はこの10年余りの間に13件起き、今回を含めて2人が死亡しているということで、東京消防庁は火が出る様子を再現した実験の映像を公開しました。 酸素吸入器は、チューブを使って鼻から酸素を体内に送り込むもので、酸素の

  • 空自幹部 線路に男性投げ落とした疑い NHKニュース

    航空自衛隊の幹部自衛官が29日夜遅く、東京のJR大久保駅で酒を飲んで帰宅途中に肩がぶつかったと声をかけてきた会社員の男性を、ホームから線路に投げ落としたとして、殺人未遂の疑いで警視庁に逮捕されました。 逮捕されたのは、防衛省航空幕僚監部の3等空佐、鶴田義明容疑者(39)で、警視庁の調べによりますと、29日午後11時半すぎ、新宿区にあるJR中央線の大久保駅のホームですれ違った際に肩がぶつかったと声をかけてきた44歳の会社員の男性に対し、「殺してやる」などと言って胸ぐらをつかみ、線路に投げ落としたとして、殺人未遂の疑いが持たれています。男性にけがはなく、電車は駅に近づいていましたが、別の乗客が非常停止ボタンを押したため、電車は駅の手前で止まったということです。 その後、男性と駅員がホームにいた鶴田3等空佐を取り押さえたということです。 警視庁や航空幕僚監部によりますと、鶴田3等空佐は29日、仕

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  • NHK NEWS WEB 貨物列車が物流を救う

    貨物列車が物流を救う 10月29日 21時55分 鉄道貨物が増えています。 景気回復に伴って荷動きが活発化するなかで、日の物流を支えるトラックの運転手不足が深刻な問題になっています。 厳しい状況を受け、企業の中にはトラックから鉄道に貨物輸送を代替する動きが格的に出始めました。 鉄道貨物の可能性と課題について、「JR貨物」の真貝康一取締役に、経済部の鈴木啓太記者が話を聞きました。 この中では驚きの構想も明らかにされました。 物流の滞りが産業に打撃・・・ 私は10月8日のこの欄で、根室報道室から『トラック不足で水揚げしても魚を運べないため漁業に厳しい影響が及んでいる』という報告があったのを衝撃を持って受け止めました。 「何とか打つ手は無いのか」と考えていたところ、かつての物流の主役・貨物列車はどうなっているのか気になり始め、取材に入りました。 鉄道貨物に大きな波 そこでJR貨物を取

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  • 国連事務総長 外出禁止の隔離策に懸念表明 NHKニュース

    西アフリカでエボラ出血熱の患者と接触した医療関係者などに対して、アメリカの一部の州が外出を禁止する隔離策を導入したことについて、国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長は、科学的な根拠がなく最前線で対策に当たる医療関係者に心理的な負担を与えるものだとして懸念を表明しました。 アメリカでは、エボラ出血熱が広がっている西アフリカのリベリア、ギニア、シエラレオネからの乗り継ぎ便が到着する空港がある東部のニューヨーク州とニュージャージー州で、現地で患者と接触した医療関係者などに対して、到着後3週間にわたって、自宅などからの外出を禁止する隔離策が導入され、波紋を広げています。 これについて、国連のパン・ギムン事務総長は27日、報道官を通じて声明を発表し、「一連の措置はエボラ出血熱への対策の最前線にいる医療関係者に心理的な負担を与えるものだ。帰国した医療関係者らは人類に貢献した特別な人々で、科学的な根拠の

  • 宮沢大臣 外国人が株式過半数保有企業から献金 NHKニュース

    宮沢経済産業大臣は記者団に対し、「先週末、私が過去に代表を務めていた党の支部が寄付を受けた企業1社が、外国人が株式の過半数を保有する企業である可能性があることが分かった。このため、平成19年と20年に受けた寄付、合わせて40万円をただちに返金するよう指示し、きのう返金した」と述べました。

  • サイクリング大会でけが 新聞社ヘリが原因か NHKニュース

    愛媛県と広島県を結ぶ「しまなみ海道」で26日開かれた国際サイクリング大会で、コースに敷いてあった滑り止め用のマットがめくれ上がり、走行中の参加者2人にぶつかってけがをしました。 警察は、当時、上空で取材していた毎日新聞のヘリコプターが巻き上げた風が原因だった可能性があるとして関連を調べています。 警察などによりますと、26日午前9時15分ごろ、国内最大級のサイクリング大会「サイクリングしまなみ」で54歳の男性と45歳の女性の2人の参加者がコースだった愛媛県の来島海峡大橋を自転車で走行していたところ、道路に敷いてあった樹脂製のマットがめくれ上がりマットとぶつかって転倒しました。 この事故で男性が指を骨折するなどの大けがをしたほか女性が軽いけがをしました。 マットは、橋の連結部分に滑り止めとして敷いてあったもので、縦1メートル、横1メートル80センチで、重さはおよそ13キロあったということです

  • 「謎の恐竜」ほぼ全身の骨格特定 NHKニュース

    およそ50年前にモンゴルで一部の化石が見つかったまま研究者の間で「謎の恐竜」と呼ばれていた「デイノケイルス」について、北海道大学などの調査チームがほぼ全身の骨格を特定できたとする研究成果を発表しました。 分析の結果、さまざまな恐竜の特徴を併せ持つ姿が明らかになったとしています。 この恐竜は、1965年にモンゴルのゴビ砂漠にあるおよそ7000万年前の地層から腕などが見つかり、その後、50年近くにわたって全身の姿や形が分からず、研究者の間で「謎の恐竜」と呼ばれてきた「デイノケイルス」です。北海道大学総合博物館の小林快次准教授と韓国の研究者などで作る国際調査チームが、腕が見つかった現場近くを調べたところ、2006年に若いデイノケイルス、2009年に成長したデイノケイルスの胴体などを発見したということです。 さらに、残る頭や手足などの化石についても現地で盗掘されたあと、最終的にドイツに運ばれていた

    「謎の恐竜」ほぼ全身の骨格特定 NHKニュース
  • 女子高生殴られスカート奪われる 茨城 NHKニュース

    22日正午前、茨城県つくば市の路上で歩いて登校していた女子高校生が突然男に顔を殴られ、はいていたスカートを奪われました。女子高生は鼻の骨を折る大けがをし、警察は強盗傷害事件として捜査を進めています。 22日午前11時45分ごろ、つくば市茎崎の路上で歩いて登校していた市内に住む高校1年生の女子生徒が、後ろから近づいてきた男に突然肩をつかまれて顔を数回殴られました。 男は、女子生徒が転倒したすきにはいていた制服のスカートを奪い、走って逃げたということです。 女子生徒は、鼻の骨を折る大けがをしました。 警察によりますと、男は年齢が30歳から40歳くらい身長が1メートル70センチほどの小太りで、黒っぽい服を着て眼鏡をかけていたということです。 警察は強盗傷害事件として男の行方を捜査しています。

  • 土砂災害防止法の審議入り見送り NHKニュース

    土砂災害防止法の改正案の審議を巡って、野党側は、安倍内閣の2人の新しい大臣の所信を委員会で聴取することが先決だとして、21日予定されていた衆議院会議での審議入りに反発し、審議入りは見送られました。 衆議院議院運営委員会の理事会が開かれ、与野党が先に、21日衆議院会議で審議入りすることで合意していた土砂災害防止法の改正案の取り扱いを巡って協議しました。 この中で、与党側は、「改正案は広島の土砂災害を受け、国民の命に関わる法案だ」として、予定どおり21日審議入りするよう求めました。 これに対し、野党側は、「安倍内閣の2人の女性閣僚が辞任した以上、新しい大臣の所信を委員会で聴取することが先決だ」と反発し、折り合いませんでした。 そして、民主党、維新の党、次世代の党、みんなの党、共産党、生活の党、社民党の野党7党の国会対策委員長らが会談し、21日の会議での審議入りには応じられないという認識で

  • 小学1年生にプログラミングの授業 NHKニュース

    佐賀県武雄市の小学校で、小学1年生にコンピューターのプログラミングを教える独自の授業が20日から始まりました。 この取り組みは、武雄市が、子どもたちの自発的に物事に取り組む力を養おうと、大手ゲーム会社の「ディー・エヌ・エー」などと共同で進めているものです。 授業は、20日から山内西小学校の1年生の児童を対象に始まり、タブレット端末を使って行われ、子どもたちは画面に表示された絵や文章を組み合わせるなどの操作を体験しました。 こうした操作もプログラミングに含まれるということで、子どもたちは、「おもしろい」などと声を上げながら操作に集中していました。 授業に参加した男の子は、「キャラクターが動いてくれたので楽しかったです。ゲームとかが作れるようになりたいです」と話していました。 20日は、武雄市の樋渡啓祐市長も見学し、「子どもたちから『今度は自分で作ってみたい』ということばが出てきたのがよかった

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  • 北京国際マラソン 大気汚染で棄権相次ぐ NHKニュース

    中国・北京では19日、3万人が参加して国際マラソン大会が開かれ、深刻な大気汚染を理由に出場を取りやめたり途中で棄権したりする人が相次ぎました。 中国では北部を中心に18日から深刻な大気汚染に見舞われており、首都・北京では19日、大気汚染物質PM2.5の24時間の平均濃度が1立方メートル当たり400マイクログラムを超え、WHO=世界保健機関の指針の16倍に達しました。 こうしたなか、北京の中心部で「北京国際マラソン」が行われ、海外からの招待選手のほか、国内外の市民ランナーなど合わせて3万人が、白っぽくかすみがかった天安門広場などを走り抜けました。参加者の中には健康への影響を心配してマスクを着用したまま走る人の姿が目立ったほか、中国メディアによりますと、出場を取りやめたり途中で棄権したりする人も相次いだということです。 ランナーの男性は「ふだんならこんな天気では誰も走ろうとは思わないが、大会が

  • 即席ラーメンの値上げ相次ぐ NHKニュース

    小麦や油などの価格が上昇している影響で明星品やハウス品など大手品メーカーの間で、インスタントラーメンなどの値上げに踏み切る動きが相次いでいます。 明星品は円安の影響で麺の材料の小麦などの価格が上昇しているとして、来年1月から主力のインスタントラーメンの「チャルメラ」の税抜き希望小売価格を100円から105円に引き上げるほか、即席焼きそばの「一平ちゃん」などおよそ100品目を5円から25円値上げします。 ハウス品は16日、麺を揚げる油の価格が上昇していることなどを理由に西日を中心に販売している「うまかっちゃん」や「好きやねん」などのインスタントラーメン14品目の値上げを発表し、日清品も主力の「カップヌードル」をはじめ、250品目を値上げする方針で、両社とも来年1月以降、5円から25円の値上げを予定しています。 円安や原材料価格の上昇を受けて、このところコーヒー豆や乳製品など身近

  • 長野県知事 捜索隊員をねぎらう NHKニュース

    御嶽山のことしの捜索が16日で中止になったことを受けて、17日にふもとの王滝村で、長野県の阿部知事らが行方不明者の捜索にあたった隊員たちに対し、「過酷な環境の中、全力で活動してくれたことに心からお礼を申し上げたい」とねぎらいのことばをかけました。 捜索活動で臨時のヘリポートとして使われた王滝村の公園には、17日朝、警察や消防、それに自衛隊など200人余りが集まりました。 隊員たちを前に、阿部知事は「大変過酷な捜索救助のなか、ご家族の思いにしっかりと寄り添い、全力で活動してくれたことに心からお礼を申し上げたい」とねぎらいのことばをかけました。 このあと、阿部知事らは、隊員を乗せた車両に向かって一台ずつ頭を下げて「ありがとう」と言いながら見送りました。 戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火では、警察や消防、それに自衛隊から延べ1万5000人余りが投入されて捜索が行われ、56人の死亡が確認され

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  • 御嶽山 ことしの捜索を中止に NHKニュース

    56人が死亡し、7人の行方が分からなくなっている御嶽山の噴火で、長野県の対策部は、16日でことしの捜索を中止し、来年春以降、再開する方針を決めました。 対策部は、山頂付近で5センチの積雪が確認されるなど捜索が日を追って厳しくなっていることから、16日の捜索のあと会議を開き、中止を決めました。

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  • 書店本棚下敷きで女児死亡 札幌地裁で有罪 NHKニュース

    5年前、札幌市の書店で当時10歳の女の子が倒れた棚の下敷きになり、その後、死亡した事故で、業務上過失致死傷の罪に問われた書店の元経営者に対し、札幌地方裁判所は「固定のしかたによって棚が倒れるおそれがあることは認識できた」として執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。 この事故は平成21年10月、札幌市東区の書店で高さおよそ2メートルの棚が倒れ、当時10歳だった鈴木愛菜さんが棚やの下敷きになって意識不明のまま、おととし死亡し、一緒にいた姉も頭にけがをしたものです。 書店の元経営者の服部誠二被告(43)が棚を壁に固定するなどの安全管理を怠ったとして業務上過失致死傷の罪に問われ、裁判で弁護側は「事故は予見できなかった」などと無罪を主張していました。 9日の判決で、札幌地方裁判所の田ジリ※克ミ※裁判長は「棚の一部は事故前から傾いていて、固定のしかたによっては倒れるおそれがあった。

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