12月5日、NECは開発中の技術を披露するR&D(研究開発)説明会を開催し、ビッグデータやクラウド、セキュリティ、ネットワークなど幅広い分野で開発の成果を披露した。ここでは初公開となる「広域映像監視システム」と「物体センシング技術」について見ていく。 見えないモノを見えるモノに? NECは、現事業の拡大や新事業の創出のために中央研究所を中心に日々R&Dに取り組んでおり、研究成果はグローバルで展開されている。今回披露されたのは、ビッグデータ、SDN、実世界データとそのプロセッシング、セキュリティ、スマートエネルギーなどR&D強化領域の研究成果になる。 同日発表された「広域映像監視システム」は、夜間・悪天候・遠方など見えにくい映像を鮮明化する技術で、犯罪やテロを未然に防ぐ映像監視システムでの利用を想定している。こうした監視システムでは専門の監視員が目視で映像を確認するが、夜間や悪天候、きりやも
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