立山黒部アルペンルートは山岳観光として、かつてから人気のコースだったが、北陸新幹線開業で一段とアクセスがよくなり、首都圏からは日帰りも可能となった。いくつもの交通機関を乗り継いでいくので、気軽に雄大な山岳風景を満喫できるのも魅力だ。このたび、長野から富山までルートを走破してみた。「異色の鉄道」をはじめ、各種の乗り物を紹介しながら、旅をレポートしてみたい。 東京駅発6時28分発の北陸新幹線「はくたか」(大宮発は6:54、高崎発は7:20)で長野着8時08分。さっそく、長野駅東口9時00分発のアルピコ交通扇沢(おおぎざわ)行き特急バスに乗る。白馬長野有料道路経由で山を越え、信濃大町を通り、1時間半少々で扇沢駅に到着する。ここが、立山黒部アルペンルートの長野側の起点である。 電車の仲間、トロリーバスに乗車 最初に乗るのは、関電トンネルトロリーバス。何だバスか、と早合点してはいけない。トロリーバス
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