おそらく、無断リンクをされたくない側も、無断リンクをしたい側も、お互いに相手を無理に咎めすぎている部分があって、でもそのやりすぎな部分を削ぎ落とすとそれなりにシンプルな構造になっているような気がします。 例えば、小学校の校庭にある踏み切り板付きの砂場を考えてみましょう。ある児童が放課後にその砂場において砂でお城を造形していたところ、課外活動で陸上競技クラブに所属している児童が走り幅跳びの練習にやってきたとしましょう。学校としては、砂場の利用に関して、砂遊びよりも走り幅跳びの練習に優先権があるという立場をとっているとします。 このとき、幅跳びをしたい児童の「俺が幅跳びの練習をしたいと(脳内で)思うときに砂で城を作っているなよ」は無理な要求でしょう。相手は誰がいつ幅跳びの練習をしたいと思うかなんて判らないのだから、いきなり踏み切り板から跳躍して相手の作った砂の城を蹴り崩すことには問題がありそう