コミュニティとしてだけでなく、情報発信手段としても有効な「メーリングリスト」。しかし、ヘッダなどの知識なしに安易に運用するのは危険だ。構築・運用方法とともに、メール配送の仕組みについても解説する。 メールをコミュニケーションの手段にしている方のほとんどは、メーリングリスト(以下ML)から何らかのメールを受け取っていると思います。MLはWebのように「見に行く」という能動的な行動が不要で、メールを「受け取る」という受動的な方法で情報を取得できるため、意図したMLに参加すれば欲しい情報を少ない手間で得ることができます。発信する側にとっても、顧客や会員などに新サービスや新製品の案内を送信する手段としてMLは有効に働きます(だれもTo:やCc:に数百のアドレスをタイプしたいと思わないでしょう)。 MLを開設する最も簡単な方法は、フリーで公開されているMLサーバを利用することです。ただし、多くのフリ
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