以前、世界でもっとも汚染された10の都市という記事を書いたことがありますが、ブラックスミス研究所が2007年の最新版を発表しました。新たに加わった都市が4つ、前回から残ったものが6つ。 詳細は以下の通り。 The Blacksmith Institute チェルノブイリ(ウクライナ)、ゼルジンスク(ロシア)、カブウェ(ザンビア)、ラオロヤ(ペルー)、臨汾(中国)、ノリリスク(ロシア)は前回から残留。新たに加わったのは以下の4都市。 ・スムガイト(アゼルバイジャン) スムガイトは旧ソ連の大きな工業地帯の一つで、40以上の工場が工業用や農業用の薬品を製造していました。薬品は合成ゴムのほか塩素、アルミニウム、洗浄剤、殺虫剤などが含まれていて、工場が稼働していたころは毎年7万トンから12万トンの有害物質を大気中に放出していました。また、処理されていない下水や水銀が土壌を汚染し続けています。時代遅れ