イースター島の新たな謎だ。古代の住民の遺骨の遺伝子を分析したところ、南アメリカの住民との接触の痕跡は見つからなかった。これらの人々は、いったいどこからやってきたのだろうか? PHOTO: G?bor Kov?cs/123RF 陰謀、魔法、魅惑--。これらはチリ領のイースター島を特徴づける要素である。イースター島は、現地語でラパ・ヌイという。南太平洋の小さな孤島で、その巨大なモアイ像で有名だ。 その神秘のオーラに、もう一つ謎のデータが加わろうとしている。ラパ・ヌイの古代の人々のDNAを分析したところ、島に最も近い大陸である南アメリカの住民たちとの繋がりが、少なくとも古い時代においては何も見られなかったのだ。今回の研究の結果は「Current Biology」に掲載されている。 カリフォルニア大学サンタクルーズ校の主導による研究は、同じ雑誌に掲載された過去の証明を否定している。これは反対に、ア
![イースター島に新たな謎 DNAに「南米の痕跡」が一切なかった古代住民 彼らはいったいどこからやってきたのか…(1/3ページ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/438a14e2a31a836cbc5c6cf68d65301b3c3c5e75/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FKX1lrN_G1wGV9nKIn0n5YyCQfhs%3D%2F1200x630%2Fsmart%2Ffilters%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FY76KZ3QBU5KB5BOTTJQZUSKMMY.jpg)