マーガレット・バーク=ホワイトは、女性初の戦場カメラマンとして知られている。また、男女を問わず外国人写真家として初めてソ連に入国し、ソ連の製造業などを撮影したことでも知られている。1904年6月14日、ニューヨーク州ブロンクスに生まれた。ポーランドから移住してきたユダヤ人の父ジョセフ・ホワイトと、アイルランド系カソリックの母ミニー・バークのもと、ニュージャージー州バウンド・ブルックで育つ。1922年、コロンビア大学に入学し、爬虫類学を専攻したが、在学したのは父が亡くなった直後の1学期だけだった。父の思い出を大切にしようと写真を始め、ピクトリアリスムの代表的な写真家、クラレンス・H・ホワイト(1871–1925)の門を叩いた。彼女の母親も、娘に初めてのカメラを買ってあげるなどの応援した。1924年にエヴァレット・チャップマンと結婚したが、2年後に離婚、父の姓と母の旧姓を繋いで、バーク=ホワイ