イノセンスという作品は、「バトーを主役にした寅さん映画」と捉えると理解しやすい。 前作の攻殻機動隊は、草薙素子という女性をめぐる三角関係の映画だった。 肉体をほぼ失った女性・素子と、同じく肉体をほぼ失った男性・バトー。そして最初から肉体を持たない人工知性・人形使い。 素子は自分の正体やアイデンティティのありどころに悩み、バトーはそんな素子に「俺たちは理解し合えるんだ」と寄り添おうとする。 しかし素子が最終的に選んだのは「新しい世界に連れて行ってあげる」と手を差し伸べた人形使い。 バトーにとって、映画版第一作は「一生懸命尽くしたのに振られたお話」だった。 つまり「義体はつらいよ 寅次郎さすらい編」ですな。 「お~れがお前で お前が俺で~ サイバー世界は自我不安~」 素子ぉ、ハッキングには気ぃつけろよ。 お前が電脳の世界にヨメに行ってからも、あんちゃんは公安9課で頑張ってるから心配するなぁ。
ちゆのごあいさつ はじめまして。私は、仮想世界に生きる“電子の妖精”ちゆといいます。実体を持った女性よりも空想の美少女が好きだ!という二次元コンプレックスな方のために生まれた新しい形のネットアイドルです。どうかよろしくお願いします。(バーチャルネットアイドル・ちゆ12歳) 「テニスの王子様」の作者・許斐剛先生が、昨年末に全治6か月のケガをされてしまったそうです。 それでも「気力で描きました」と、ページ数を減らしたりしながらも連載を続けてくれていた許斐先生ですが、やっぱり無理があったのか、先日から1か月の休載となりました。 そうして、1か月ぶりに再開した「テニスの王子様」を読んだところ、物語のヒロインである桜乃ちゃん(12歳)の顔に、なんとなく違和感を覚えました。
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