なんだかたまに思い出すのだけど、十代の頃にやっていた仕事でいまだにあまり意味の解らないものがある。思い出しているのになんの仕事だったのかよく解らない。その会社というか工場的な所で確かアルバイトをしていたのだと思うのだけど、普段はピッキングだとか在庫確認だとか棚卸しみたいなことをやってたような気がするんだけど、仕事がないと地下に回されるのであった。その地下って所がなんだか不思議なところで、巨大な滑り台みたいなところに段ボールやら折りたためるプラスチックの箱が振ってくる場所で、その滑り台の一番下で俺やら年齢不詳だけど明らかにおっさんの人とがたいのいいおばさんと南米あたりからやってきたという外人さんが段ボールを潰したり箱をわけたりするというようなことを行っていた。当時まだ夢見がちだった十代の俺はそこに回されるのが心底嫌であった。暇なときには本当にすることがない感じなのに突然バッカーンとかものすご