米アップルの新型携帯端末「iPad」=ロイター NTTドコモは28日、米アップルの新端末「iPad(アイパッド)」で電子書籍などをダウンロードする際にドコモの通信回線が使えるようにする「SIMカード」を販売する方針を明らかにした。国内の通信大手で、iPad向けSIMの販売を表明するのは初めて。 山田隆持社長がこの日の決算会見で明らかにした。日本では5月末に発売される予定のiPadは、国内の携帯電話端末のような、特定の通信会社のSIMしか使えないような制限がない。iPad利用者は、ドコモから買った専用SIMをiPadに入れると、ドコモの回線を使ってネットに接続し、データをダウンロードできるようになる。山田社長は「ドコモの回線を使いたい利用者がいれば提供したい」と話した。