[Back to 分析 Page] 赤い扇風機のナゾ スヴェトラーノフの指揮で話題になるのはやはり譜面台にとりつけられた「赤い扇風機」。 世界広しといえども譜面台に扇風機を取り付けている指揮者なんていやしない。 いったいあの赤い扇風機はどこから来て、何のためにあそこにあるのだろうか? 前回の来日の際にNHKが収録した貴重な映像を中心に検証する。 ■「赤い扇風機」とは? スヴェトラーノフの譜面台に取付けられた赤色の送風機のこと。 ■どこ製か? あの色(赤!)、デザインから、やはり旧ソビエト製と考えられる。 ■機能 譜面台を下から見る ●左右2つの部分に分かれており、スヴェトラから見て左側が送風口および吸引口、 右側が操作部およびモーター部だと推測される。 ●ある限定した方向(主にスヴェトラの顔)に対してのみ送風が可能な扇風機。 ●譜面台を挟み込む形で取り付ける。 ■電源 旧ソビエト製(推定)