book | お化粧しないは不良のはじまり作者: 山本桂子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/02メディア: 単行本日本の140年のメイク道がすべてこの1冊に。これはまさにあたしが読みたい日本のメイク史でした。高校生が化粧するなんて、というかいまや化粧が濃すぎてけしからんわいという風潮ですが、明治時代には「化粧しない女学生はけしからん」といわれてたのでございます。さらには江戸時代「武士道とは死ぬことと見つけたり」という一文で有名な、かの武士の心得書「葉隠」によりますと、「紅白粉を常に持っているように」と書かれているんだそうです。顔がきれいであれば精神も磨かれる。つまり日本のメイクの神髄は「常によい顔色でいましょう」ということ、ヨネが家から出ない日でもいつもチークだけ塗ってるのはオカメインコの生まれ変わりだからではなく武士道だったのです!他にも大正時代の季節ごとに変わる太陽光線にあ