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2008年1月27日のブックマーク (1件)

  • s2k's eye 2nd Ed.: Paulingのミステリー分子

    『Pauling's mystery molecule』は、化学マニアの間では良く知られている分子の一つでしょう。佐藤健太郎さんの著書「有機化学美術館へようこそ」にも、最後のコラムに採り上げられています。この分子は、20世紀の天才Linus Carl Paulingが氏のオフィスの黒板に書き残した意図不明の分子で、Heptazine骨格にアジド基と2つのヒドロキシル基が結合しています。 ACSのC&ENで、2000年に「この分子の意味するところは何か?」という懸賞が企画されました。その結果については今更なので書きませんが、私の第一感をここに書き残しておきたいと思います。 私の着想はこちら↓ 熱もしくは光でナイトレンが生成するところをきっかけに、端からぐるりと解けていって、最後にシアノナイトレンが1分子生成する、というもの。ほんとかいな。 ちなみに、シアノナイトレンは実在の比較的短寿命な分子