思わぬトラブルに巻き込まれた被害者の告発記事には大きな反響があった。あれから1ヵ月以上が経過し、ホテル側から誠意ある対応はあったのか。 前編記事『富士山を見るために「隣人宅に無断で侵入、ヒノキ23本を勝手に伐採」…!中国資本ホテルで起きた大騒動「驚きの結末」』に続き、事件のその後を紹介する――。 ホテル側の非常識な行動に憤るのは被害者である井上さん(仮名)だけではない。加害者側であるホテル側の関係者も同様だ。 被害者の井上さんに対して『オーナーのA本人がホテルの眺望をよくするために従業員らに命じてヒノキを伐採させたのを現地で確認した』と証言したX氏は、内部告発を決意した理由をこう明かす。 「2021年末から2022年1月にかけて枝が切り落とされたのがわかりました。薬剤に関しては、お隣の敷地内で何か作業をしているなと気づきましたが、まさか毒を入れているとは思いませんでした。