西側諸国からウクライナへ供与され続ける大量の兵器。しかし先日ポーランドとスロバキアが相次いで発表した戦闘機の供与は、これまでとはフェーズの異なる「危険な援助」と言っても過言ではないようです。外務省や国連機関とも繋がりを持ち、国際政治を熟知するアッズーリ氏は今回、戦闘機の供与が第3次世界大戦のトリガーとなりうる理由を解説。さらにその戦火が東アジアに飛び火する可能性についても言及しています。 このまま第3次世界大戦へ突入か?ウクライナを巡る最悪シナリオ ウクライナでの戦況は一層に改善の兆しが見えない。今日、ウクライナ東部の要衝バフムトなどで戦闘が続いているが、そこでの戦闘に参加しているロシア民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジン氏は3月半ば、最前線の戦闘に参加する傭兵を5月中旬までにおよそ3万人新たに採用する計画を明らかにした。 ワグネルはロシア各地40都市あまりで若者の採用を行っており、