「シゴトバBASE」のフリースペース。異業種の利用者同士が、資料を読んだり話をしながらアイデアが生まれる=大阪市西区(安田奈緒美撮影)(写真:産経新聞) 近年、注目を集める「シェアオフィス」。同じオフィス空間を異業種の人々が共同で使うことによって交流が生まれ、新たな発想にもつながると期待されている。主にフリーランスで働く人の利用が多いが、最近では特に地方在住の自営業者の拠点としても使われており、「進出の足がかりになる」と好評だ。(安田奈緒美) [わが社のオキテ]オフィスの椅子はバランスボール 奇抜な試み…その理由は? 今年10月、アパレル関連のオフィスが多く立ち並ぶ大阪市西区のオフィスビル。3階にシェアオフィス「シゴトバBASE」がオープンした。約250平方メートルのフロアには14区画の個人専用ブースが並ぶ部屋と、利用者なら誰でも自由に使える「フリーゾーン」、会議室などが用意されている