アメリカのトランプ大統領は23日、フランスで行われるG7に出席するためホワイトハウスを出発する際、記者団に「キム委員長はミサイルの発射実験が好きなようだが、アメリカは短距離ミサイルを規制したことはない。短距離ミサイルの発射は多くの国がしている」と述べ、日本時間の24日朝の発射についても短距離ミサイルであれば問題視しない考えを改めて示しました。
日韓の軍事情報包括保護協定=「GSOMIA」の破棄を、韓国が23日正式に通告したことを受けて、日本政府は改めて抗議しました。アメリカも韓国の決定を強く批判していて、日本政府としては、当面韓国側の対応を静観する方針です。 これに対し、長嶺大使は「地域の安全保障環境を完全に見誤った対応と言わざるをえない」と述べ、改めて抗議しました。 これに先立って、安倍総理大臣は「国と国との信頼関係を損なう対応が続いている。国と国との約束を守るように求めていきたい」と述べました。また、アメリカ政府はポンペイオ国務長官が「韓国政府の決定に失望している」と述べるなど、協定の破棄が地域の安全保障に悪影響を及ぼしかねないとして異例の強い調子で批判しています。 こうしたことを踏まえ日本政府としては、当面韓国側の対応を静観する方針です。 ただ日米韓の連携の足並みの乱れによって、北朝鮮の弾道ミサイルや、海洋進出を強める中国
フーコーの振り子の実験を知っていますか? 振り子を使って地球が自転していることを証明した有名な実験です。 この実験を行ったフーコーは、科学に関しては素人として扱われていましたが、それまで誰も思いつかなかった着想で地球の自転をはっきりと示したのです。 当時の背景などを踏まえて、なぜフーコーが大偉業を達成できたのか見ていきたいと思います。 フーコーの振り子の実験の概要 まずは、フーコーの振り子の実験とはどういうものか簡単に説明しておきましょう。 天井からワイヤーで真鍮の錘を垂らして振り子を作ります。 このときワイヤーは、自由に回転できるように天井につないでおきます。 そして、振り子を揺らします。 すると振り子が揺れる角度がゆっくりと変化していく、これがフーコーの振り子の実験です。 上の図は振り子を上からみたものですが、最初は実線の方向に揺れていた振り子が少しずつ向きを変えていく、これがフーコー
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